ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

ごめんね。。。

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先日、一緒に「地域猫活動」を頑張ってくれることになった方の地域猫第一号の女の子の避妊手術を

病院で行ったけど。。。術後の経過が悪く、また別の病の発症から入院していたのだけど。。。今日

天使になりました・・・・

この子には、「横隔膜ヘルニア」という病気が発見され、しかも肝臓がとても弱っていてまた、癌の疑い

も出てきました。。。治療方針を変え、手を尽くしていた途中の突然の訃報・・

先生は最善を尽くして治療を施していただきましたが、発見があまりにも遅かったため・・・あの子の

身体はすでにボロボロ状態でした。。。


私にとっては初めての経験でした・・・

外の子は、いろいろな病気を持っている可能性もあります・・そこを見抜けなかった私たちに落ち度が

ありました。。もっと早くにあの子の異状に気づき、病院へと連れて行っていたら、もしかしたら天使に

ならなかったかもしれない・・・

当人の彼女はとても、落ち込みました。。私はこの子とは初めて逢い、病院へと搬送したのでこの子の

詳しい状態も分かりませんでしたが、もっと知識があれば、別な方法を取れたと思いました・・・

勉強不足に、私も後悔の思いで一杯です。。。


あの子は、ペット葬祭さんへとお願いしました。。。

私も辛くて・・地域猫の活動を続けてゆくことにさえ、疑問を感じてしまいました。。。

避妊・去勢手術を行う前に、なぜ検査させなかったのか・・・思うことはこれだけです。。


ごめんなさい。。

昨日は病院で初めてあなたを触れた。。酸素吸入しながらの治療で辛かったはずだけど。。私はあなたを

撫でていました。。頑張って、頑張ってと、心の中で叫んでいました。。。

最初で最期のあなたとの出逢いに、私は自分の勉強不足を痛いほど知り、今からこんなことが無いように

もっともっと、外で生きるあななたたちのことを学びます。。。


ほんとうに、ごめんね。。。