ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

朽ち果て。。

シェルターにしているアパートの階段を登り降りするたび、腐敗臭が漂っていたのは一週間ほど前から。

私は、直感で何の臭いか分かりましたが、草がボーボーでハブもいるかもしれず入ることも出来ませんでした。

しかし、居なくなってしまった子ではないか?と思い、昨日は防備しながらハサミで伸びきった草を少しずつ切りながら中に進みました。

臭いがキツくなり、もう近くだと確信した時に黒い布のような物が目に入りました。

布のように見えたのは、干からびた猫。

頭部の一部は白骨化していましたが、私が避妊去勢手術をしていない猫のようです。

隣接した別のアパートの住民が玄関先で数匹のノラ子達に餌付けをしているので、向こうの猫も3匹のメスを避妊手術させて来ました。
まだ手術させていないガリガリに痩せた黒猫だと思います。
姿を見せなくなっていましたので。。

イメージ 1



階段の下の隅っこに、黒猫ちゃんが横たわっていました。。。

何とも言えない気持ち。。以前にも、猫のミイラは見たことがありますが、人知れず朽ち果ててゆくのも宿命なんでしょうか。。。けど、それも自然のサイクル。


遺骸との対面が続く。

何かのメッセージでしょうか。。

今日、土を被せたいと思います。


イメージ 2


自宅、吉原から保護をしたリリー。奥は高齢になったチャコ。