ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

ヒトリゴト

なんくるないさ



私がこの仕事を選んだきっかけは、元旦那と、宮城県で家を建て、夫婦だから連帯保証人として、銀行ローンを組んだけど離婚になりました。

【慰謝料はやれない。その代わり家のローンは自分が払ってゆくから】

別居半年あまりを経て、ようやく離婚届けに判を貰いました。

摂食障害が酷く、30キロ代まで痩せてしまった私は、これ以上の結婚生活は死ぬしかなかったので。

近所の橋から飛び降りようと、何度か試したこともありました。



元旦那は、私の後輩と逢瀬を重ねていました。

その後輩と、夫婦になるようでしたから。。納得しました。


【あんなので良いならあげるよ】

後輩に、情けない強がりの捨て台詞を言い離婚しました。


あの時、元旦那の言葉を信じてしまいローンのことも任せてしまったのが私の甘さです。



沖縄に来て四年ほど経った時に、宮城県の銀行、金融公庫から私に3000万あまりの支払い通知が来ました。


離婚したのに、元旦那は建てた家、土地代の支払いを途中から止め逃げたと、元姑さんに言われました。

【行方不明でこっちも困っています】

元姑さんも泣き声でした。。


名義変更をしていなかった。



離婚をし、沖縄で暮らす私に3000万あまりの支払い?


連絡がつかない。

慰謝料も何もない私に払えと?


自己破産するしかありませんでした。



破産の手続きをし、建てた家は半値の1500万円あまりで競売で売れました。



それをきっかけに、今の仕事に飛び込んだ。貯金がしたくて。

破産者って、世の中で底辺の存在でアパートも借りれないと聞いていたので、とにかくお金が必要と思い。。。


飛び込みました。



一年で貯金をし辞める予定だったのですが、猫ボランティアを始めてしまい、当時はメス猫の避妊手術も30000円近く、貯金でやりました。まずは自宅周辺のメスから。




10匹で、30万円。けど、やりました。




ケルビムさんに相談をし、募金を集って頂いたり、県内で地域猫ボランティアとして活動しているボランティアさんたちを紹介して頂き、半額で避妊去勢手術を行ってくださる動物病院を紹介してもらったりして、2012年くらいまで70匹あまりのノラ子達の手術をしてきた。



必死でしたわ。


行政殺処分を減らしたい。。苦情を無くしたい。その思いだけで。。



キチガイ扱いもされた。。野良猫に大金を使う私は、吉原では常にフラー【馬鹿】と言われてきました。。



毒殺されるくらいなら、殺処分されるくらいなら。

毒殺された事が、私が本気で地域猫活動を行うスイッチになったのが本音です。



お腹に芽生えた命を殺すしかない。。罪は、私自身が受けるから。



妊娠中のノラ子の堕胎手術も、数匹行ってきました。



この仕事を選んだことに、後悔は一切ありません。


しかし、世の中では日蔭に存在しなくてはならない身です。。



一年でお金を貯めて辞める予定が。。こんな長らくね。


猫たちに関わらなければ、とうに辞めていた。


私も、44歳。

肉体的にも厳しいのが本音です。



来年の今ごろには、心身共に穏やかにいれたら。。。



最近、数名のお客さんから求婚されていますが、私ほどの男性不信はいないので。



【男性=裏切る】

という図式なんだわ。






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けど、好きになった人には表現する


素直に、想いを伝えています。









多分、今生最期だと感じてますから。


結果は関係ない。この想いが、大切ですから。

どんな辛い人生でも、信じることが出来るって、素敵だよね。


ヒトリゴトです。


スルーしてね。

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さて、明日も頑張りましょう‼