ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

リンリン、2ヶ月経ちました

イメージ 1


自宅付近のノラ子のリンリン。

事故としか思えない骨盤骨折から猫エイズ発症もあり、入院中に天使になりました。

イメージ 2



ある意味、リンリンは人間社会と共生するための理不尽な避妊去勢手術という自然界に反した行いから免れ、事故とはいえ立派なノラ子の生を全うしたと思っています。

一昔前なら、避妊去勢手術なんて、殺処分なんて存在しなかった。

良き時代を生き抜いたノラ子たちと同じような誇りを持ち天国へと向かったと思います。


私は何度かこのブログで書いていました。
ノラ子の避妊去勢手術とは、種の存続さえ無くしてしまう、人間本意な社会の傲慢な行為だと。
妊娠している猫の新しい命をいくつ、摘んだのか。。

しかし、この方法を取らなければ、虐待、毒殺、処分は終わらない。

6年半のノラ猫ボランティアで知ったこと。

避妊去勢手術を出来ず、全うした子達は生粋のノラ子でしょう。

絶対に、捕獲器に入らなかった子もいました。そのような子は、2度と現れません。
行政捕獲もされていない。


地域猫ボランティア、ノラ猫ボランティアは、猫たちの性格やその生きざまも目の当たりにして一匹一匹の猫生が違うことに気づくことも多いかもしれません。

私の考え方がおかしいのかもしれませんが、ノラ猫一匹ずつにその子の本質を垣間見ることがあります。

ノラ子で全うしたい子は、捕獲器には絶対に入りません。

例えどんな死にざまに辿り着こうと、誇り高い生を選ぶのだと感じています。

けど。。欲を言えば

最期だけは、リンリンのように送りたいと思っています。