ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

野良猫に安易にご飯をあげる人

近くにいました。。


自宅アパート後ろに越してきた方も、そうでした。

以前に、飼い猫3匹を逃がした方です。

http://blogs.yahoo.co.jp/naichr/55208658.html


未だに飼い猫らしき3匹の猫たちの姿はありません。
私も特徴を聞いていますが、それらしき猫は見当たりません。


この方、先日に一斉捕獲、避妊去勢手術が行われた某公園に行ったそうで、猫がたくさん集まってきたからご飯をあげてきた。。と話をしていました。

耳先が切れた猫がいた、と話すので、それは避妊去勢手術済みと認識するためにしてあるんだよ、と言いました。


この方、常に車にキャットフードを置いていて猫を見るたびあげているとの話でした。

こんな話は何度も聞いたし見ているし、今更ながら驚きもしませんが。。

とっても迷惑な行為です。

一度でもご飯をもらった猫は、その場でその人間を待ちます。。

毎日あげれるなら、良いですが、一度きりならとっても残酷な行為です。

痛烈なコメントも頂きましたが、私自身がそのような餌やりだけの人間だと判断するのであれば、是非とも以前からの記事を読み返してください。

なぜ、野良猫に避妊去勢手術を行うのか、また、その場限りではなく避妊去勢手術をさせた猫たちのお世話を毎日行う理由。

ブログを遡り読んで頂ければ、多少はご理解頂けるかと思います。

餌だけ与えるのは、もちろん人間のエゴもあります。

野良猫に対して種の存続を奪う避妊去勢手術も、人間のエゴ行為とは私自身もよくわかっています。

だから、毎日、関わった猫たちが全うするまでお世話しているのです。

批判的な方は、それさえもエゴ行為だと、言うでしょう。

それはそれで、良いと思っています。

ただひとつだけ。これだけはご理解願いたい。

私はこの8年あまり、地域猫活動をしてきまして、未だに外猫たちが老齢になりながらも元気に生きていてくれているということは、地域の方々からのご理解を得られたからかと思っています。

少なくとも、吉原の一角、そして私の住む地域の外猫たちは近所の子供たちも勝手に名前を付けて、可愛がってくれている事もあり、それだけで救われ今まで続けてきた活動を誇りに思っています。


しかし、現実には老齢化した猫たちが増えました。

最終的には、終の棲みかを造らなくてはならない。

そのために、法人を作り猫たちの楽園を造るのが、私の目標です。

地域猫活動は、正直言いますが成功はしません。

長年続けてきて、出た結論です。

それならば、ノラ子として生まれ育ち、避妊去勢手術までさせてくれた猫たちの最期の居場所を造りたい。


賛同してくださる方、一緒に頑張ってくださる方がいらっしゃれば心強いです。

年末までには、形になるように考えております。

たくさんの方々からのご指導が必要です。

ノラ子たちのために、どうか知恵とお力を貸してください。