野良猫のTNR。
野良猫を捕まえ避妊去勢手術を行い、手術後に元に居た地域にもどす。
それがTNR活動。
私も長らく行ってきました。
雌猫は、お腹を切らなきゃならないので、最低一泊は病院にお願いしなきゃなりません。
しかし、ここ数年ボランティアさんから聞こえてくる話は、一泊もさせず外にリリースするボラが多いこと。
リリースされた猫の手術痕のお腹が開いて死んでしまった猫が居ること。
そんななら、TNRなんてすべきではないよね?
まだ野垂れ死んだ方がマシだ。人間社会の都合で行う野良猫の避妊去勢のTNR。
こんなテーゲーな人間が関わり、猫たちを苦しめるなら、自然と共に、淘汰した方が猫たちは浮かばれるんじゃないか?
自然界の繁殖の摂理を犯してまで、人間との共生を図るための、野良猫の避妊去勢手術。
私は、常にそう思って出来る範囲でしか行ってきませんでした。
TNR,避妊去勢手術から、猫たちへの責任が生まれる。
関わった子達は、終生お世話をしてゆく責任を負うことが、私たちボランティアのすべき事。
その想いに、変わりはありませんから毎日お世話をしています。
ボランティアも十人十色。
けど、関わった子達には責任を持って欲しい。
その子達の終生を守れないなら、手を出すもんじゃない。
私も、TNRを行いました猫が居なくなった経験があります。
ですから、保護へと形を変えました。
居なくなった子達が居ますから、住んでいる場所を離れられないのです。
いつか、戻ってくれると信じています。