昨日は、野良猫の苦情を役所に届けていたお宅に謝罪と説明をしに伺った。
同じ活動をしている方と約束をしていたのだが、私は勇気が出ずに悩んでいた。
目と鼻と先のご近所とうまく行かなくなって、引っ越す羽目になったらどうしよう・・・
ぐじぐじと悩み、仲間にも延期しようと言おうと考えていた矢先、
[8月10日]と携帯のカレンダーに日付が映る。
一年前の8月10日、トップの画像に掲載しているノラ猫の一周忌だった。日にちを忘れていた私は
はっとした。お盆で送っておきながら命日を忘れてしまっていた自分に恥ずかしくなった。
そして、あの子が私の背中を押してくれた。勇気が湧いてきたのだ。
「チー、ありがとう!」
心の中で何度も呟く。そして、いざ苦情を言ったお宅へ。
話はすんなり行った。私達が野良猫に、不妊・去勢手術を行っていることを話すと、逆に猫を捨てたり
飼い犬の糞を片付けない人たちの事に墳概していたくらいだった。
人間の心無い行為一つで、小さな「命」たちは疎まれ、排されてゆく世の中。
最期は苦しみにもがきながら天使となってゆく。
この町を変えたい。出来る事から始めたい。新たに決意した命日。
魂は傍にある。私に勇気と行動力を与えてくれる。
ありがとう。ママは助けられてばかりだよ。
画像は天使になったノラ子。引っ越す前に私が保護し送りました。