ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆昨日のノラ子引取り☆

イメージ 1

昨日の日曜日は、ケルビムさんの里親会でのノラ子引取りだった。

ちょうど着いたときに、ケルビムさんが車からワン子やニャンコを降ろしていた。

吉原のノラ子を引き取り、私は再び吉原に向かった。この日は友人が仕事のため車を出せないので、

吉原で懇意にしているタクシーの運転手の方にお願いをし、北谷町から沖縄市の吉原まで往復で3千円と

いう安値で乗せてもらった。本当ならその倍はするはずだけど、私が吉原で地域猫の活動をしているのを

知っているので、協力してくれた。本当に心が嬉しい。

このオスノラ子は、タクシーの中でもとても静かで大丈夫かな?と何度もゲージの中を覗いた。私の顔を

見ると「にゃうん」と鳴く。慣れない車の中だから元気が無くても仕方ないか。。。私に出来るのは、声

を掛けてあげることくらいだし・・・

無事に吉原に着き、ノラ子を増やした店のママさんに預けた。この子はゲージから一目散に店の裏へと

走っていった。ママさんは私に礼を言った。

このママさんが少しでも野良猫という存在の生態に詳しくなってくれればそれでいいと思う。手術は

オス・メスに関係なく、必要だってことを感じてくれただけでも進歩だと思う。でないと、また毒殺

されたりするから・・・

話は変わるけど、私の働く店のパパさんが仲良くしている店があり、そこのママさんも猫好きらしい。

次はそのお店に話をしに行くつもりだが、その店の周囲でも、よく猫が消えると言う。パパは

「誰かが殺してるはずよ」

と、私にはっきりと言った。

増えたと思ったらすぐ居なくなるらしい。それは明らかに、人為的なことだと、私は言った。

明日にでも、その店のママさんに話をしに行く。そして、状態を確認し手術を進めるつもりでいる。

私の知らない場所や、店で、ノラ子たちが犠牲になっているのは事実?

この広い吉原と言う街で私一人でどれだけの子を人間と「共生」できるノラ子、そして人々に「地域猫

という考えを理解していただけるのか・・・不安は続く。

自治会長は、苦情がなければそれでいい人。。。これは何度か接したことで感じた。本気で「地域猫」を

実現しましょう。。。なんて人は誰一人、私は吉原で出逢っていない。

けど、ノラ子を増やしたママさんのように、少しでも猫に対しての知識を伝えることは出来る・・・・・

なんとか、なんとかしなくては。。。。

「殺されている」

なんて言葉を聞いてしまった以上、今までの努力さえ無駄になってしまわないように、これからも頑張ら

なくては!!


そして、今夜は「ウークイ」

盆で還ってきた「たましい」を送る日。

天使になったノラ子たちを送りながら、願うのは二度と、人間たちに人間らしくない行為をさせないこ

と。祈ることしか、願うことしか出来ないけど、天使になった子たちはきっと私の心を感じてくれてい

る・・・見守ってくれている。。。



画像は、昨日ケルビムさんから引取りを行った吉原ノラ子です。
可愛い男の子。