ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆今週の吉原ノラ子の保護は・・・☆

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今週の木曜日に、麻から吉原ノラ子の保護を行った。

今まで失敗しているノラ子の保護にまた挑んだが、またまたご飯だけ食べられて失敗した。

この子は、ホントに頭が良い。同じ活動をしている仲間の方から、こんな子に対しての保護のアドバイス

を聞いたので、来週にまた保護を実行しようと考えている。

Rさんは、手で捕まえきれる子がいるという話で、朝、Rさんの店に行ったら彼女は居なく、従業員に

聞いても用事に出た、としか言わず、電話もしたが取らないのでいったん店に戻り仕事をした。店のオーナーが、最近私が猫のことばかりで仕事をいい加減にしているのに腹を立てているので、ずっと猫の保護をしているわけには行かない。。。午後からまた保護を試みようと思った。

そして、午後を過ぎたころ、もう一度Rさんに電話を入れた。すると出たので私はメスノラ子の保護を約

束していたので、なんで朝に居なかったのか、電話も取らなかったのかと聞いたら、日掛屋がウロウロし

ているので、店に行けなかった・・・という話だった。それで終われば良いけれどRさんは私にメスのノ

ラ子を取ってくれ・・・と言う。この子は、Rさんが居ないと出てこないのに何でこんなことを言うの

か?私は理解できず、Rさんに私が行っても逃げるし出てこない!!と言うと、Rさんは電話を切ってし

まった。また掛けると電源も切られていた。もう、私は腹が立ってしまい、Rさんの店の前で立ち尽くし

てしまった。。。

信用していたので、ガッカリしすぎて・・・・・

ここで落ち込んでいても仕方ないので、以前猫がいると聞いた場所があるので、タクシーで移動した。な

ぜタクシーを利用したかというと、私は車を持っていない。しかも、吉原はとっても広い。捕獲器を持っ

て歩いたら目立つし何事か・・・と思われても困るので、いつもお願いしているタクシーの方にお願いし

てノラがいる、という店の付近まで行ってもらった。店は閉まっていて誰もいない。私は持っていたフー

ドを捕獲器の中にセットして、物陰から見ていた。すると、1匹のシャム系の猫が現れた。辺りを見回し

ながら、ご飯の匂いのする方向へと歩いてきた。警戒心も強いノラのようだった。そしてその後からもう

1匹のノラ子らしい猫が現れた。確認できたのは2匹。人が来ないことを祈りながら、覗いていた。1匹

の身体の大きなノラ子はご飯を発見したようで、中に入った。そして扉の落ちる音がして私は慌てて走り

寄ると、中に大きなノラ子が入っていた。恐怖で少し暴れてしまったが、すぐにタクシーを呼び私の店ま

で運んだ。

ケルビムさんのお迎えに間に合う保証はなかったので、自宅にいったん連れ帰るつもりでいた。またなじ

みのタクシーの方にお願いをして、自宅まで搬送。かなり人馴れしていないので家の子たちにゲージ越し

から唸ったりしていたので、部屋の仕切りを閉じてうちの子たちとは完全に隔離した。ケルビムさんには

自宅へとお迎えに来ていただいた。

そして、今日の日曜日、ケルビムさんへのお迎え。

やはり人馴れしていないのでケルビムさんでも手を焼いたとのこと。私も不安はあったが、今夜はうちで

一晩預かることにしている。ご飯を取り替えるのも大変なくらい人間不信な子だけど、少しずつ、人間の

温かさを知ってくれるように、たくさん話しかけたい。


画像は、今日ケルビムさんから引き取ったノラ子。ちょっとやんちゃな男の子。今夜は家で様子見です。
次は、何度も保護に失敗しているノラ子。凛として、ノラの風格あります。手ごわい相手です!!
けど、少しずつ私を認めていてくれているように、切られたような短い尻尾を振ったりします。