ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆また・・・・?!☆

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今日は出勤して、すぐにRさんの働く店に出向いた。

Rさんはちょうどノラ子たちにご飯を上げ終えたばかりだった。

「昨日、仔猫が1匹死んだよ。」

Rさんの言葉に、私は一瞬意味が分からなかった。

この間、Rさんの世話している三毛猫の不妊手術を行ったのだけど、すでに三匹の子供を産んでいた。

今は生後三ヶ月ほど。三毛猫は別のところで産み、最近からようやくRさんの働く店の辺りに仔猫を

連れて来ていたばかり。私も三匹を確認したが、人馴れはあまりしていない。Rさんに、どうかこの

三匹の仔猫たちを馴らしてくれないか?と、お願いしていた。

そのうちの1匹が、昨日ご飯を食べてしばらくした後に痙攣して天使になった・・・という。

私は、また毒か?!と思い

「遺骸はどこにあるの?!」

と聞くと、今日はちょうど燃えるゴミの日で、ゴミ袋に入れてある、と言われた。すぐ近くにその袋が

置いてあったので、私はすぐに中を開け遺骸を確認した。。。。

茶トラの可愛い子。。。。もう虫が湧いていたが外傷はなく、やっぱり顔半分が液で濡れて固まってい

た。。。。

毒殺された子たちと同じような亡骸。。。。。。

私は、その遺骸をペット葬祭へお願いした。5000円かかるけど、一度でも見ている子は、ちゃんと焼いて

天に還してあげたかった。。。。。

Rさんは、自分の店の従業員ではないか・・・と言う。

その理由は、Rさんが餌をあげ、少し外出すると餌を捨てる女性がいて、いつも野良猫のことでRさんに

文句を言う方がいるらしい。それは誰か?と聞いたら私も知っている従業員だった。この方は、以前から

猫が好きでよくご飯をあげていた女性。前に毒殺された吉原のアイドル野良子『チャコ』をとても可愛が

っていて、チャコが亡くなったときに私と一緒にチャコの遺骸を箱に詰めてくれた女性。。。。

まさか・・・・・この人はそんなことは絶対にしない。。。。

彼女はチャコが天使になってから、私にこう言ったことがある。

「あの子まで、こんなことになって・・・もう居なくなって他の猫を見ると辛い。。。チャコを思い出し

て辛い。もう猫は見たくない。。。」

とても可愛がっていたから、「死」を目の当たりにして余程のショックを受けていたようだった。そして

店を辞めて離島に働きに行ったと聞いたけど、先月から再びRさんの働く店に戻っている。

彼女は、そんな人ではないと思うけど・・・・

・・・・・・・・

苦しみ抜いて天使になったノラ子。。。。

今まで吉原で同じように苦しみ命を散らしたノラ子たちは、全てを見ていて知っているんだろうね・・・

もう、こんな事やめてよ・・・・

ポスターには【毒殺は犯罪】と書いてある。それでもやるの?

それでも『人』ですか?


自治会長とも会えたので、苦情はあれからどうなのか、何処に野良猫たちがたくさんいるのかを聞いた。

そして、現在までの不妊・去勢手術などの報告もした。

会長さんに、ケルビムさんが直接お会いしてお話をしても良いとのことで、その旨も伝えた。会長は

いつでも良いと言った。そして最期に私に

「頑張ってください」

と言った。。。。。

頑張っているつもりだけど。。。。こんなことが起きるたび、血の涙を流しているんです・・・・



画像は以前に毒えさで天使になった吉原アイドル猫「チャコ」

次は不妊手術を済ませていた三毛猫。

子供の画像は撮っていないのでありません。。。


そして、今回のペット葬祭の費用五千円は、白ふくろう様からのご支援から使わせていただきました。
虹の橋のたもとで。。。跳ね回っているのでしょうね。。。。