ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆戻って来たシロ子!!☆

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私の住む地域で世話をしている『シロ子』が戻って来た!

やがて二週間になるので、いよいよ何かあったのかな・・・・と半分諦めていた矢先、玄関のドアを

開けたらシロ子が座っていた!

ビックリして思わず幽霊じゃないかな?なんてアホなことを考えてしまったけど、間違いなくシロ子

だった。

シロ子は痩せ細っていたりグッタリしている様子もなく、元気一杯だった。やっぱり何処かでご飯を

貰っているんだろうか。。。。何処のお宅か分からないけど、この子は私が今のアパートに入居する

前から近辺に住み着いているノラ子らしいので、ノラ子に対して嫌いな人間ばかりの地域ではない。

その反面、ノラ子を殺して歩いていた人間も生息する地域。。。。増えすぎたりしたら、多分どんな手を

使ってかは分からないがノラ子たちを闇に葬っていたのだろう。。。。

私が入居してもうすぐ三年。その間には虐待らしき行為はほとんど無い。事故は一度だけあったけど、

私の知らない仔猫だったので、送ってあげたけど何処の仔猫かは分からなかった。。。。。


とにかくシロ子が五体満足で帰ってきてくれたのでホッとしている。

さらに、また心が感動することもあった。。。。

小学生の一年生くらいの男の子が、私の作った駐車場の砂場の方に歩いてゆくのが見えたので、私は

気になり男の子の様子を見ていた。そこにはチュチュとみんみがいた。男の子は2匹に近づくが、チュチ

ュたちは逃げてしまう。私は何気に男の子に近づいた。男の子は見た事がない子で近所のアパートに引っ

越しをしてきた一家の子供だろうか・・・・

私に気づくと、男の子は

「猫、かわいい!」

と言った。猫が好きなんだー・・・と分かり

「いーっぱいいるよ。」

子供の接し方に慣れていない私は、とりあえずそう言った。

「触れないの?」

男の子は聞く。

「・・・多分、お姉さんしか触れないなぁ、毎日猫を見に来たら、触れるかもよ。」

私はそう言うと男の子はニッコリ笑って走り去った。

もう少し私も言葉が上手だったら、男の子に野良猫たちと接近させてあげたり出来たかもしれない。

明日の夕方にまた来るだろうか?あの子が来てくれたら、ゆっくりとノラ子たちと接近させてあげたい。


吉原のお店の、隣りのお宅の男の子とは同じくらいだと思うけど、こんなにもノラに対しての気持ちが

違うのでビックリしたのが本音。というか、これが本来の子供なんだろうか。。。。。

まあ、吉原のあの男の子はお金持ちの家庭でワガママ放題に育っていると、店のオーナーに聞いたことが

あるので、「命」の尊さも誰も教えてくれなかったのかもしれない。今日出逢えた男の子は、とても

優しい目をしていた。あんな子供と、もっともっと出会いたい。今からの世を作ってゆく子供たちに

「命」という存在は人間だけに在るのではない・・・・と言うことを私なりの言葉だけどゆっくり伝えて

行けたら嬉しい。

明日も来ないかなぁ^^


画像は、昨夜戻って来たシロ子。大好きなカニカマあげました。