ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

無念です…

さきほど、先日に救助された子猫。
今日に引き取りの予定でしたが、センター内で天使になってしまったと…

引き取りを予定していた東京の方から連絡がありました…

まだ離乳もしていなく、やはり色んな人から触られ車で長時間も移動され、どんな保護の仕方をしていたのか分かりませんが、糞尿にもまみれていたのでしょう…
どうせ引き取る予定もないし、死ぬ命だから…
引き取りが決まり、ゲージか何かに移した時にはそうとう弱っていたんでしょうね。。

虚しくなりました。

収容所に運ばれる子猫は、冬は寒さで処分前に命を落とす子が多いと聞いています。
また捕獲されセンターへ搬送中に死亡する猫もいます…これは捕獲情報に書いています。 成猫でも搬送中に死亡という時もあり、いったいどんな扱いをしているのか…

ずっと以前に、吉原で初めて経験した猫の毒殺事件。
あの時はペット葬祭など知らず廃棄物扱いで遺骸は処理されました。
その時にとても腹の立ったことがありました。それは、ビニール袋に入れたノラたちの遺骸を車の中に放り投げたのです。
頭に来ました。
後からペット葬祭でノラは5000円で合同火葬をしてくれることを知り、本当に死んでまで申し訳ないことをしたと、悔やみました。。

犬猫の扱いなんて、そんなモンなんでしょうか。

今回は、たくさんの方がもしかして、私の記事をきっかけに抗議の電話をしてくれたかもしれません。
行く先も決まっていたのに、あまりにも悲しい結果となってしまいました。。

ニュースでしか見なかったけど、白黒で本当に小さな、ドブねずみみたいに汚れて怯えきった子猫でした。
必然に、ニュースを見て子猫を知り記事を書いたことは良かったとは思います。
また一匹、虹の橋のたもとで逢えるからです。

犬も猫も、大切な命を持っています。人間も同じです。。
殺処分なんて施設もいらない、その行程に携わる人間もいらない。無くさないとダメだと思います。
当たり前になってしまっては、人として終わりだと思います。。