ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

★モラルはどこへ行ったのか・・・・・吉原★

今年ももうすぐ終わるが、私が吉原に来てからだいぶ客層が変わっている。

今の店で三件目だけど、初めて働いた時期から比べたら、無理な要求が多くて正直参っている・・・・


吉原話を猫以外のことでこのブログに書くのは、多分初めてかもしれない。けど、書かなくてはいけない

ように感じていた。


吉原は、風俗という業。想像すればだいたいは分かると思う。

私たちは身体を使う仕事なので、それなりに肉体的にも精神的にもクタクタになることも多いのが事実。

好きで働いている人は、ごく一部・・・・だと思うが、真実は分からない。

そんな職業でも、最低限のモラル・プライドは持っている。

最近から急増しているおかしな要求に、私は吉原がやがて病気で蔓延するような危機感さえ持っている。

とにかく、【避妊具】は、付けましょう。

これだけ、言いたい。

確かに避妊具、つまりコンドームを使わない方が気持ち良いのは分かるけど、こういった商売はいろいろ

な人間同士が交わるので、いつ、どこで病気を貰うかわからないのは事実。

エイズはすぐに発症しないからといって、避妊具を使わない子も増えている。

ってことは、今がよければ日々万歳なんだろうか。

けど、いずれ吉原から足を洗い、普通に幸せな結婚を送りたいと考えがあるならば、避妊具をつけた方が

良いと思う。

そして、プライドを持て・・・と言いたい。

吉原をこれ以上、落として欲しくない。


私のお客はほとんどが馴染みサン。だから、そういった面では厳しくかたくなに私のルールに合わせて

貰っている。それが嫌なら離れるし、別にそれはそれて良いと思っている。

先の事を考え生きているなら、安易な考えや自分のプライドまで捨てては仕事が出来ない。

そんな私でも良いという人だけが、私のお客さんになってくれている。

そして、「地域猫」のために吉原にいることも伝えている。気心知れたお客さんはたまにフードなども

差し入れしてくれるので、こんな人情にあふれた吉原であってほしいな・・・と感じてならない。