さっきまで吉原にいた。
毎週金曜日は吉原ノラ子の保護をしている。そして、今日で五匹目の保護に成功した。
一匹は以前に別の動物病院で去勢手術を済ましている。クロノラ子3兄妹のうちの一匹。今日の保護は
以前から保護したかった亡き『みゅう』の姉妹『チィチィ』だった。そしてもう一匹は、Rさんが世話
しているノラ子だった。
私は今朝、Rさんにゲージを渡したけど、ペットシーツを入れておくのを忘れて、早めに吉原に行った。
けどRさんはすでにノラ子を保護してゲージに入れており、シーツを敷くのも難しく(逃げる可能性があ
るので、扉は開けられない・・・)、仕方なくそのままの状態で引き取った。ケルビムさんに迷惑を掛け
ていないか心配。。。シッコをしたら漏れてしまうから。今からは注意して保護したい・・・。
『チィチィ』は捕獲器を使った。あの子はスリスリしてくるほど馴れてきてはいるけど、抱っこは出来な
い・・・。今回もなかなか捕獲器に入らずに苦戦した。チィチィが半分くらい捕獲器に入ったところで私
はお尻を軽く押した。そして捕獲器の扉が降りた。所要時間一時間・・・。チィチィは苦戦した。保護し
てからやっぱり暴れたけど、すぐタオルで視界を防ぎ真っ暗な状態にした。そうすると猫は大人しくな
る。時おりタオルをめくり状態を見る。「チィチィ」と声を掛けると「みゃあ」と返事をする。チィチィ
とはずっとお喋りをしていた。そうすることにより、彼女が安心するようだったから。もう一匹の子は
身体も大きく、たまーに見た事のあるノラ子でゲージの中で激しく鳴き、逃げようとして必死だった。
私はゲージに手を掛け「大丈夫、大丈夫・・・」と、ずっと声を掛けていた。
しばらくしてケルビムさんが迎えに来た。他にも何頭か車に乗っている。
2匹をお願いして、日曜日の里親会のときに迎えに行く。
チィチィはおそらく妊娠している。ここでまた産ませてしまったら苦情の原因になってしまう・・そして
恨まれるのはノラ子たち・・・。以前にも書いたけど、「命」を摘み取るのはエゴかもしれないけど、
この子たちが今の社会・日本という国を生きてゆくには仕方がない・・・・。、ノラたちが自由に闊歩し
て子を産み育てられる社会になれる日は、もう来ないと感じている・・・「地域猫」としてでも生きて
行けるのなら、私のエゴでも一緒に生きて行きたい。
画像は、捕獲器に保護した『チィチィ』とRさんが世話しているノラ子です。