ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆シロチビ保護☆

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昨日はだいぶ長い時間、保護のため吉原にいた。とりあえずあちこち歩いてノラたちの集まっている

場所を聞いて回ったりもした。ノラたちにご飯を上げているオバサンとは会えなかったけど、起き餌

のあるところには必ずノラ子がいるのは間違いない。けどノラたちの姿はあまり見られなかった。

夕方になると人通りも増え、近所の子供たちも自転車を乗り回して遊んでいる。今は暗くなるのが

七時過ぎるので、保護するのも難しい感じがした。特に週末は人も多くなる。へんな酔っ払いも歩いて

いて、ノラ子たちも出て来づらい状態でもあった。今夜の保護はうまく行くんだろうか・・・不安が

よぎる。私は場所を変えた。向かいのママさんの店の塀と通路の間に捕獲器を仕掛けた。ノラたちは

さっきから私の足音で近くにはいた。しかし車も多くビックリして逃げたりしてなかなか捕獲器には

入らない。物陰に隠れてずっと扉の降りる音を待っていた。

そのとき、扉の降りる音がした。私は、すぐに走りより中を確認した。そこには「チィチィ」の息子

「シロチビ」が入っていた。こないだ去勢手術を行ったクロノラ子でなくてほっとした。

シロチビはすごく暴れた。あちこちにぶつかって、逃げようと必死だった。私は上から布をかぶせ、シロ

チビの視界を遮った。そうすると彼は大人しくなった。捕獲器で保護するのは本当はかわいそうだと

思う・・・触れれば普通のゲージに入れてあげたいけど、触れないノラ子は捕獲器を使わないと逃げて

しまう可能性もある・・・。私はノラ子が捕獲器に入るたび、優しく言葉を掛けるのを忘れない。少し

でも馴れた人間の声と匂いで落ち着くかもしれない・・・と感じたから、今までずっとそうしている。


何分かして、「ケルビム」の方がシロチビを迎えに来てくれた。そして今日は手術。シロチビには初めて

の経験だけど、何とか乗り越えてほしい。明日のお迎えが待ち遠しい・・・・・・


画像は昨夜保護できた「シロチビ」。毒エサで天使になった「みゅう」の甥っ子にあたる。
とってもカワイイ男の子です。