ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

昨夜の吉原ノラ子保護

昨夜は、Rさんの世話している残りの仔猫の保護のため、夜から吉原に向かった。

Rさんの話では、残りの仔猫三匹のうち、2匹の姿が見えなくなっている・・と言うことだったが実際

私自身も仔猫の数が減っているのは分かった。先日引き取ったシーマと、シロチビの兄妹1匹ずつが不明

となっている。。。

昨夜は、Rさんに連絡しても電話も取らないので吉原にとりあえず向かいRさんの店に行ったが閉まって

いたので、私は一人での保護を行った。捕獲器を仕掛けて数分後、シーマの残りの兄妹1匹が現れた。だ

いぶ警戒しているようなので私はその場を離れ、隣の商店の方に座っていた。しばらくして様子を見に行

くと、シーマの兄妹の1匹が入ってくれていた。しかし、あまりにもパニック状態・・・すぐにタオルを

被せ少し離れた駐車場で待つ友人の車まで運ぼうとしたときだった。捕獲器の片側の扉が半分開いてしま

った。その瞬間、あの子は逃げてしまった・・・・なんてことだろう。。。初めての大失敗・・・あの子

がもう一度捕獲器に入ってくれる可能性は低い。。。。もう一度セットして猫たちを待ったが誰一人現れ

なかった。。。。


こんな失敗をするなんて、思い切り凹んでしまった。。捕獲器の扉は直したはずなのに、運が悪いのか

開いてしまい逃げられた。。。あの子の恐怖心はますます膨らんでしまったかもしれない。。次は保護

できるのか・・・・

仕方なく友人の待つ駐車場へ帰った。。。

しかし、ここで諦めてしまうのもなぁ・・・・と思いしばらく駐車場に居ると、チィチィが現れた。

そうだ、最近から現れる人馴れしているトラ毛の猫が居る。チィチィやクロノラたちの餌場に現れるよう

になった猫が居たのを思い出した。手術を考えていたので予定を変更し、あの猫を待った。チィチィたち

にご飯を上げていると、どこからともなく現れたトラ毛の子。この子は、たまにRさんの餌場にも来てい

たと、Rさんから聞いていた。この子の保護を決めて十数分・・・無事に保護が出来た。ケルビムさんで

は、仔猫の引取りをお願いしていたのでこの子は、私自身が手術させることにした。そして今日、お世話

になっている動物病院へと搬送し、明日の引取りとなった。メスだった。もしかしたらお腹に命が芽生え

ているかもしれない。。。どうか、今回はそうでありませんように。。。祈った。

いずれ保護を考えていた子なので、仔猫の保護失敗は痛いけど何とか1匹でも手術させることが出来たの

で安心した。

画像は、すっかり撮り忘れてしまったので、明日の引き取りのときにアップします・・・