私が「風俗」という特殊な仕事をするキッカケニなったのは、以前に離婚した元旦那の連帯保証人
になっていて、元旦那が行方不明になったことから、私に約○○○千万の借金が出来たことからだった。
これは内地に居たころの事だが、家を建てたときの借金だった。離婚したときに名義を旦那の名義に
変更するという約束だったけど、元旦那は約束を破り逃げてしまったらしい。そしてこの島に移住して
きた私に全ての借金が押し寄せた。33歳だった。〇〇〇千万も、払いきれるはずがなく、私は破産した。
そして貯金をして真っ当な生活をしたくて、現在の仕事に飛び込んだ。あれから2年過ぎた。1年で
だいぶ貯金も貯まり、やめる計画をしていた矢先、「地域猫活動」に足を踏み入れた。
現在は貯金も尽き、一時期は「日掛け」を職場のオーナーから借りてノラたちの不妊・去勢手術を行って
いた。先月で日掛けの借金も払い終わった。破産すると借金が何年か出来ないので、オーナーから借りる
しかなかった。
よく人に言われることは、「なぜここまでして、こんな仕事までやって野良猫助けてるの?」
確かにそういわれても仕方ないのかもしれない。自分自身が幸せになろうとするなら、わざわざノラ達の
ためにこんな仕事までして行動しないだろう。この街では、私は「フラー」(バカ)と思っている人も
多いのが現実。
けど、私自身がノラ達と触れあい、癒され幸せを感じている。そして殺処分されるノラ達を一匹でも
この島から無くしたい。ノラはもともとは人間が増やした存在だと、大声で言いたくなるときもある。
でも熱くなってはダメ。冷静に穏やかにノラと人間の「共生」を目指す一人として地道に活動をして
行くのが、私自身の幸せであり使命だとも思っている。
「幸せ」って、物質的に恵まれていることじゃなくて、「心」が、「たましい」が癒される事なんじゃ
ないかな・・・・「地域猫活動」をしてきてすごく感じる。ノラ達が安心しきった表情をして擦り寄って
きて甘えて、私を癒してくれることに幸せを感じる。それが、私のたましいが癒されることだから・・
こんな仕事でもいいんです。あの子たちの平穏を守れるのなら、私には苦ではない・・・・・。
理解されなくてもいいけど、苦情を言われる方には誠心誠意向き合いたい。どうしたらノラ達が「害獣」
と言わなくなるのか。知恵を絞って穏やかに相手の身になって話しがしたい。
自分って・・・・こんな人間です。支離滅裂な文章だけど・・・いつもかな^^;上手じゃないから・・
ノラ達との共生の架け橋になれるように、今年もがんばりたい。
私は生きてゆくんだろうな。