ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆職場のノラ子たち☆

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職場は、この島でも大きな歓楽街。人生に疲れた人間や金に汚い人間が集まる街でもある。

そんな環境の中で、ノラたちの存在は大きい。子猫が生まれれば餌をあげ、頭を撫でている。

荒んだ心を癒してくれるのもノラたちなんだろう。

私は元夫の保証人から、莫大な借金を背負い自己破産をした。元夫は行方不明。女が一人で生きて行く

には、貯金がしたかった。私は自分の意志でこの仕事を選んだ。

毎日が荒んでいた。酒に溺れる日々だった。

けど、職場のノラたちを見ていると心が癒され救われた・・・・。あいつらも一生懸命生きている。

雨降りでも台風でも、何とか生き抜こうと知恵を絞って生きている。

私は過去の事をいつまでも引きずり、この仕事も自分の事も蔑みながら生きている。ああ・・なんて

小さい人間だ・・・・。ノラたちのお陰で気づく事がたくさんあった。何でも人のせいにして生きてきた

自分がちっぽけな存在に見えた・・・・。

空を見上げたら、碧い空があり、白い雲があり、そして黄金色の太陽がサンサンと降り注いでいた。

「がんばるか」

つぶやいてみる。ノラたちは私の脚に絡まり、「大丈夫だよ」と言っているように感じた。

その後、すぐにある人と出会い、「太陽」の話を聞かされた。そして江原さんを知り、私はスピに

目覚めたのでる。

あれから約二年、未だに職場は変わらないけど、ポジティブに働いている。ネガな波動は普通の

仕事よりは多いだろう。悪い人間も、悪魔のような人間もたくさん・・・いる。しかし、流されては

いけない。私には「守らなくてはならないもの」がたくさんある。

猫たちは、私に素敵なものをたくさん運んでくれた。

「負けない心」「ポジティブに生きること」「守るものがあると言う使命」

そして、一番のプレゼントは「無償の愛」だろう。損得じゃない・・・守りたいものを真摯に守る。

それは、私がこの島に来た使命でもあるだろう。

たくさんのノラたちに感謝している。貴方達に出会わなければ、いつまでも腐った自分がいた。

ただ流され生きて行くだけの人間に成り下がっていただろう。

ありがとう。勇気と知恵をありがとう。貴方達のために、これからも精一杯生きてゆく。

いつかたましいだけになったのなら、上の国のお花畑で一緒に暮らしたい・・・・

愛しいノラたち。ありがとう。