ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

ある猫の死

自宅付近に現れる、白黒のオスがいました。

全く人馴れしておらず、自宅アパート裏のアパートの階段の下でご飯あげをしていた子でした。

最近から、居着き始めたので何とか馴らして去勢手術を考えていました。

なぜ、自宅裏のアパートの階段の下でご飯をあげているかと言えば、このアパートの一階に住んでいた方が飼い猫を放し飼いにして、次から次へと子供を産んでいました。
飼い猫なので、勝手に避妊去勢手術も出来ず飼い主に直接話をしにも行きました。

しかし、放し飼いは止めてくれず飼い主もいなくなり猫だけ残りました。

飼い主には旦那さんなのか分かりませんが同棲のようでして、猫を可愛がっていた女性がいなくなり男性は住んでいます。
男性は玄関先にフードを起きっぱなしでした。
裏口のドアを少しだけ開けていましたが、今は完全に放置ですから私がお世話をしています。
勝手に避妊手術をした、ロロちゃん、ララちゃん。

もう一匹、三毛猫がいましたがおそらく車のエンジンルームに入り込み亡くなった可能性があります。
何故かというと、そのアパートの住民で大型車を所有していた方がいましたが、車を変えられたのですが駐車場に血糊がいっぱい付いてまして、三毛猫が不明になった時期と一致します。

他に不明猫はあの当時はいませんでしたから。

飼い主の女性は、何処に行ったのかわからない、と言ってましたが。。

ご飯を入れた皿などを玄関先に置かれては苦情が出ます。

私は階段の見えない場所にご飯を置くことにし、このアパート付近も清掃をしています。
幸い、家主さんは以前から猫好きなんで苦情は無いようですが近所の子供たちが鬼ごっこをするので、猫たちが怖がっていますが。。


産まれた仔猫たちの一匹が自宅保護をしたムーちゃんです。

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他の仔猫は、所在が分かりません。。行政捕獲はされていませんが。。


今日、外のフン清掃をしていたら最近から居着いた猫が横たわっていました。
草むらの見つけやすい場所に。

昨夜は姿を確認しましたが、今朝は見えませんでした。

遺骸は顔の半分が損傷していたので、事故だと思います。

用心深い子でしたから虐待ではないと思います。

近所の人間でなければ、遺骸の置かれた草むらは入らないと思いますし、私がいつも清掃している場所です。

見つけた方か、当事者が見つけやすい位置に置いたのでしょう。

身体の硬直具合から一日は経ってないと思います。

イメージ 2

明日にペット葬祭さんへお願いします。
去勢手術をしないまま、自然な本来の姿で逝きました。

生粋の野良猫の生きざまなんですね。。

もう少し、慣れてくれたらね。。

天使になって初めて触れたこの子。

来世はもっと幸せに。。

祈るしかありません。