今日は、以前から吉原で知り合いのお姉さんの依頼で保護を予定していたが、彼女は慣れている猫なので
捕獲器を使わずにゲージで保護するという話になっていたが、保護に失敗したという話だった。
私も甘かった。いくら慣れていてもノラはノラ。やはり、捕獲器を使わないと保護することは難しい。
捕獲器を彼女に貸していてもいいけれど、場所が吉原なので、ヘンな人や怖い人もたくさんいるから、躊
躇している。私が現場に行かないと、やっぱり保護は出来ない・・・自分の甘さに深く反省した。。。
落ち込んでも居られないので、私は自分の地域の保護したい子の捕獲に変更した。
最近、近所の餌やりおばぁの方面から来ているメス、オスがいるので、この2匹のどちらかを保護しよう
と思っていた。この間の保護の失敗から、捕獲器の調子の悪さをメンテして、今日はすんなりと保護が
できた。けど。。。入ってくれたのはオス。メスを早く保護したいが、オスの方がお腹が減っていたよう
で、仕掛けて数分で入ってくれた。。。
まぁ、仕方ないか。また放すなんて出来ないし、いずれは去勢手術をしなくてはならない子だったので。
さっき、病院へと搬送し、明日に手術となる。
今日は二箇所で掛け持ちの保護。
だめだな。。。やっぱり集中できない。本音を言えば、二箇所で保護は難しい。
また、友人から聞いた話で、沖縄北部に住む本土出身の方が捨て猫が多い地域に住んでいる。そこは、
ヤンバルクイナの生息地でもあり、以前から猫や犬を捨ててゆく人が絶えない・・・といった話だった。
この方は、捨てられた猫を五匹、自宅で飼っているが、「猫を捨てないでください」という看板を立てた
ら、余計に捨ててゆく人が増えたということだった。花見の帰りに捨ててゆく人もいたらしい。
ほんとに、どうにかならないの?モラルの低さに落胆する・・・・
以前にケルビムさんがヤンバルに捨てられた猫たちを救済したのだけど、喉もと過ぎれば何とやら。。。
行政も警察も、もう少し取り締まって欲しい思いが込み上げてくる。
「命」って、そんな軽いもんですか?
身近にこんな話を聞くと情けなくて哀しくなります。。。。
画像は、保護したオスノラ子。自室でしばらく保護。タオルをかけて周りが見えないように気を使う。
その上にレンが乗る。この子はいつもノラを保護したときに、上に乗る。そうすると、いきなり捕獲器に
入れられたノラは、鳴くのをやめ落ち着くのが不思議・・・まるでレンが「大丈夫だよ」と、話しかけているようにも感じる。目の前に居るのはビビ。座り込み、唸るわけでもなくじっと見つめていた。