ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆今日は吉原ノラ子保護日☆

イメージ 1

イメージ 2

いつもは、夜に吉原ノラ子の保護をしていたのだが、最近、朝にしか現れないオスのノラ子が、チィチィ

とクロノラ子を追い払ってしまう。何とかしないとチィチィとクロノラ子が餌場を追われてしまう可能性

か゛あるので、今日は朝からの保護を試みた。

この子は、ほんとに最近から現れる大きなノラ子。尻尾が切れていて眼が緑の変わった姿のノラ子だ。

全く人馴れしておらず、私も傍に寄れないくらい、トラウマを抱えた子。もしかしたら切れている尻尾

でさえ、何かあった可能性も消せない。。。。。


この子に三度、捕獲器を仕掛けたのだが、餌だけ上手に取り、踏み板を避けている。三度目は皿に缶詰

を少し入れトライしたが、上手にご飯だけ食べて保護できなかった。この子は、捕獲器を知っているよう

だ。。。。今まで危険なワナを切り抜けてきた子かもしれない。

たまに、こんな子がいるらしい。何度も切り抜けてきた子は、この道具が危険なものとしか覚えていない

んだろう。。。頭を抱えた私は、この子の保護を諦めた・・・・

次に向かったのは、Rさんの店。Rさんは出勤しておらず、餌場を見ると以前に手術を行った白ノラ2匹

と、ボスがいた。そして、手術済みの三毛の子供2匹もいた。1匹はこの間毒物らしきものを食べて天使

になってしまった。。。遺骸がゴミ袋に詰めてあったので、私がペット葬祭さんにお願いした。

三毛の子に焦点を買え、保護を試みた。

数分経った頃、三毛の子供の片方が入ってくれた。とても暴れてしまって心が痛くなったけど、ここは

我慢してタオルで捕獲器を包んだ。

そこに、この店の従業員の女性が現れた。

「あのさー、Rさんに、ここで餌あげないでって言ってくれる?」

今まで話をした事が無い女性に言われた。

Rさんは、今まで再三にわたり、置き餌のことで注意していたのに、相変わらず置きっぱなしらしい。

面倒くさいのは分かるけど、実際に三毛の子供の1匹がご飯を食べてすぐに痙攣して天使になった・・

という事実もあったので、Rさんも少しは考えが変わってくれるのでは?と思っていたが、変わらなかっ

た。確かにあの子の遺骸は、以前に毒えさで天使になってしまったみゅうやチャコと同じような姿。私

にはすぐ分かった・・・あの時にシツコイくらいRさんに置き餌のリスクを放したのだが、やっぱり本人

には届いていなかったんだろう・・・また、Rさんの店のママさんがRさんにこう言ったという。

「いつまでも、こんなことしていたら(餌あげをしていたら)、1匹ずつ殺されるよ」

これは、どういう意味なのか?

このママさんは、何かを知っているのか?この店の横にある電柱に毒えさ防止のポスターを貼っていて

はがされていた。しかも、今日確認したが電力では、はがしていないと知った。公的機関がはがしていな

い以上、誰かが故意にはがしたとしか考えられない。

私はこの店の方が、おかしい・・・と思ってならない。疑いは晴れない・・・・・

証拠も何もないから騒げないけど。。。。きっと、何かの形でカルマは返る。そうじゃなきゃ、報われ

ないよ。。。。苦しみながら天使になったノラ子たち・・・・いつまでこんなことが続くのか。

懸命にノラ子たちの不妊・去勢手術を行っても、理解されないってのは悲しい・・・・

私は吉原では「バカ」と言われている。こんなことに金を使ってるバカと・・・・・

何を言われても我慢してきた。それはノラ達が無事であればいいから・・・

これからも「バカ」と言われながら吉原でのノラ子の保護を行ってゆくけれど、そろそろ吉原の連中の

中から一人ぐらい協力者が現れてもいいんじゃないかなー。。。なんて前向きに考えている。

理解はしてくれても、一緒に・・・って方がいないから、苦しい日々は続く・・・・・!!



画像は、今日保護できたRさんの世話しているノラ子。

以前に不妊手術を行った「三毛」の子供です。