ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆引き取り☆

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今日、ケルビムさんから一昨日保護した吉原のノラ子2匹を引き取った。

2匹とも妊娠していたと聞いた。2匹が産んだら一気に十匹くらいの仔猫が産まれていた。

私にはお腹に宿った「命」を摘む権利はないけれど・・・産ませてしまっては再びトラブルになって

ノラ子たちが危険な状態になってしまう。これは前から思うことだったけど、堕胎は人間のエゴかもしれ

ない。でも・・・この子たちが今からも生きて行くためには、産ませてしまっては問題が続く・・・

ということ。よく不妊・去勢手術は「残酷」だ、と考えている方がいるけど、それじゃ毒を撒いたり

石で叩き殺したりセンターに平気で持ってゆくのは残酷とは言わないの?そう言いたくなる。

飼い猫でも増やして増やして手に負えなくなって、愛護団体さんに引き取ってもらおうとする。それなら

手術をしていれば、こんなことにならない、外で毒餌の犠牲にならなくてもいいじゃない・・。

一人ひとりの意識の問題。モラルが欠けている以前に残酷なことを平気で出来る人間だらけってこと

かもしれない。

今日、里親会で数頭のカワイイ仔猫がゲージに入っていた。あの子たちはどんな人間に貰われてゆく

んだろう・・・。とても愛を与えて終生、家族として受け入れてくれる人間に貰われて欲しい・・・・。

本当に辛くなる現実ばかりだけど、私が出来ることはしてあげたい。出来る範囲は決まっていても

それでも一匹でも人と「共生」できるノラ子になれるのなら、頑張ってゆける。


画像は今日引き取った吉原ノラ子2匹。
さっきやっとご飯を食べてくれた。この子たちはRさんが薬をあげきれないので私がしばらく預かる
ことにした。