ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆吉原クロノラ子の退院☆

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吉原で保護し、去勢手術を行ったクロノラ子が退院した。

昨日の今日だけど、先生はいつも一週間ほど効果のある抗生物質を投与してくれるので、そのまま

元にいた場所に返しても問題は無い。今までこの先生に手術をしていただいて、問題は何もなかった。

それだけ技術の素晴らしい先生。そして野良猫でも飼い猫でもわけ隔てなく接してくれる、本当の獣医

さんだと感じている。

いつもいつもありがたい。感謝で一杯・・・・。

今回手術してもらったオスノラ子は、耳に『Vカット』を入れてもらった。

以前、吉原のノラたちが毒エサを撒かれ天使になったとき、役所の担当の方と話をした。そのときに

担当の方は

「手術済みだという、何か目印がないと、普通の人が見ても分からない」

と言っていた。確かにそう・・・。ぱっと見て、この野良猫は不妊・去勢手術をしているのか分からない

のが現状。一時は首輪も考えたけど、ノラにとっては危険だからやめた。何か良い方法はないか・・・

と思い仲間の方々にも聞いた。出来たら『イレズミ』が良いのだけど、いつもお世話になっている病院

ではイレズミの処方をしていない。そこでミミの端にV型のカットを入れることで、少しは手術済みだと

認識できるはず。今回から手術のたびお願いするつもりだ。

そして吉原のノラ子五匹ほど不妊・去勢手術をしたら、ポスターを作るつもり。手術をした子たちの

写真を入れて、Vカットの意味を載せ自治会長の承諾を得てからチラシを配る予定でいる。そのために

今から急いであと四匹ほどの手術を行うつもり。一匹ではポスターは作れない。何匹かの実証を載せて

改めて「地域猫」としての存在を知ってもらう。


また忙しくなりそう。

今まで一歩ずつだけど・・何とか乗り越えてきた。これも自分一人の力ではなく、活動している仲間の

方、団体さんの方々、そしてブログを見ていてくださる方々・・・・たくさんの方に支えられ励まされ

ここまで歩いてくることが出来た。だから・・・これからも頑張れる。

私は精一杯働いてノラたちを守れる基盤を作るだけ。

だから明日も頑張る。


画像は、今日退院した吉原のクロノラ3兄妹のうちの一匹。

見づらいけど、耳に切れ込みがあります。これがVカットで、不妊・去勢手術済みのノラ子の認証になり

ます。