ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆猫大嫌いな子供たち☆

イメージ 1

店の隣の民家には、四名ほどの子供がいる。みんな小学生の低学年くらい。

以前、ノラたちにご飯をあげていたとき、一人の男の子が私に

「なんで猫に餌あげるの?」

と聞いてきた。ブログにも書いたけど・・。今日も少しガッカリしたことがあった。

帰る少し前に、明日店を休むので向かいの店のママさんにフードを渡し、来ていたノラ子に缶詰を

あげていた。その時、また子供が出てきた。母親も出てきたので私は見えないようにフードを別の

場所に移した。

「マーーヤーー!!!」

すっごい大きな叫び声で子供は言った。『マーヤー』とは方言で猫の意味。憎しみを込めた言い方で

ノラたちを追い払う男の子。私はその様子を見てため息をついた。その男の子の母親は私と目が合った

けどバツのわるそうな顔をして目をそらした・・・・。

何か、悲しくなった。

一生懸命 掃除をしても、迷惑が掛からないようにやっていても、理解されていないのがハッキリと

分かる瞬間・・・辛くなる。

悪いことをしている人間なんだろうか・・・・。私は。

なかなか吉原の成猫を手術できない現状に、苛立ちと情けなさが込み上げる。

資金繰りも苦しく、メスの場合は生活ギリギリでなかなか不妊手術が出来ない状態。三匹の仔猫の保護か

ら、他の方からの以来で猫の手術が三週に続き、吉原のノラたちのために動いていない私は、自分が情け

ない・・・・。掃除はまめにやっていても、ノラがいること自体が迷惑なんだろうかな・・・・・。

子供はいずれ大人になる。この子たちが大人になった時代に、ノラたちはいったいどうなっているのか、

不安も覚えてる・・・・。

この島にもう少し、生き物を思いやり共生の道を考える基礎を作るには、今の大人たちが子供に「命の

教育」をしっかりと教えなくてはならないと痛感した・・・・。

動物嫌いの大人になって欲しくないから、みんな活動して頑張っている。

どうか大人たち、子供たちを導き育てる義務はあなた達にしか出来ません・・・。生き物に愛をたくさん

与えられるような教育をするのも、あなた方の義務だと思います・・・・・。