「地域猫第一号」のノラ子だった。
そのみゅうに仔猫がいると知ったのは、不妊手術を行った矢先だった。居場所がはっきり分からずに
確認できたのもみゅうが毒で亡くなった後だった。四匹の仔猫が廃屋になっている店に住み着いている
という話で見に行ったがなかなか姿を現さず、その廃屋の店の隣のママさんがご飯を上げていると
言っていた。
しかし、この廃屋は取り壊しになり、先に保護できた２匹の仔猫たちは無事に里親さんの元へ貰われた。
ただ残りの２匹の仔猫が見当たらず、そのうち工事に入ってしまって私たちはその場所に入れなくなって
しまった・・・・。その結果、一匹の仔猫が瓦礫の下から見つかったと・・・工事の人が言っていたらし
い・・・。ゴミ袋に入れて捨てた・・・・と話していたらしい・・・・もう一匹の仔猫の行方が分からず
に何日か過ぎた。
ぴーちゃんはその時の行方の分からなくなったみゅうの息子。工事現場から自力で逃げて、事故にも
遭わず生きていてくれた。そして私に保護された。
これも必然。みゅうの導き・・・・瓦礫に潰されてしまった兄弟は、みゅうの元で私や地上に残された
ぴーちゃんや貰われた２匹の兄弟たちを天から見守ってくれている・・・・みゅうの声が聞こえてきそう
だ・・・・。
「見つけてくれてアリガトウ」って。
ぴーちゃんも貰われた２匹の兄弟も、これからたくさんの「愛」を貰うんだよ・・・そして「愛」を
人間に与えるんだよ。だからみゅう・・・心配しないでね。きっとみんな幸せになる。ちゃんと連絡も
出来る人間に貰われたから大丈夫。
もう・・・毒エサなんて卑劣なこと・・・起こらないように見守ってください・・・・
ククは凄いヤキモチ妬き。皆より年上なのに一番甘えん坊。おっきな身体して子供と一緒。
だけど・・・ママはククのこと大好きなんだよ。分かってるはずだけど、ククはママを独占したいんだ
よね。この島に来てすぐ家族になったあんたは、ママの性格も分かっているし、放っておけないから
お家に連れてくるのに・・・わざと激しくヤキモチ妬いて困らせる。そんなククだけど、ママは大好き
だよー。
レンもボボもちゃこも、みんなククが大好き。だから・・・・自信を持って☆
画像は吉原で毒エサにより亡くなった「みゅう」
次はみゅうの仔猫で里子に貰われた２匹。
続いて保護したみゅうの三匹目の子供「ぴーちゃん」
そしてボボとちゃこの仲良しコンビ
最後はヤキモチ妬きのクク。
