ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆ボボの退院と、動物管理センターとのお話☆

イメージ 1

ボボが無事に退院した。点滴と薬の投与で症状も落ち着き午前中に退院して、今は部屋でゆっくりしてい

る。治療費と入院費もいくらか安くしてもらい、止まっていた携帯を払うことも出来た。


そして、今回の「毒殺事件」について、あらゆる行政機関に連絡をして聞いた。遺体の解剖は警察の鑑識

が一番良いといわれたが、動物管理センターの職員の方が役所と連絡を取り合い、明日に事件現場へと

来てくれることになった。そして、役所や警察から改めて依頼があれば、遺体を検査する・・・・という

話だった。保健所や衛生環境研究所などでも個人の依頼で解剖や検査はしないという話だった。ただ、

管理センターの方が事を重く見てくれて、協力的な感じではあった。団体さんも、協力してくれる

ようだった。仲間からも「一人で大変だけど頑張ってよ」と心強い言葉をもらい、私はいくらか

元気になっている。三匹の遺体はドライアイスで保存して時おり様子を見る。普通の人間なら遺体など

見たくないけど、私はこの子たちがなぜこんな事になったのか、調べる権利はあると思う。今から

地域猫」として、ダメもとでも不妊・去勢手術を行い頭数を減らしてゆくという未来を拓いたばかり

だったから、その第一号が毒物のようなモノで明らかに人為的に殺された事実をとことん調べる権利は

あるだろう・・・・世の中ではもっともっと密殺されている動物がたくさんいるはず・・・・その子たち

への償い・・・と言ったらおかしいけれど、社会に、地域に事実を明らかにすることによって、少しでも

虐待や虐殺を減らしたい思いでいっぱい。

この職場の地域に、本気でノラ猫たちに不妊・去勢手術をして減らしてゆこう・・・という人間は誰一人

いないのが現実。私も行動を起こすのが遅すぎた・・・・と失意のドン底にいた・・・・

けど、団体さんや管理センターの方も協力的なので、救われた思いだった。


明日、どうなるのか分からないけど、真実を知るために動き出す一歩になる日には違いない。どこまで

出来るのか予測がつかないけど・・・・早く夜が明けてほしい。


画像は退院したボボ。くつろいでいます。