吉原で、よく餌をあげている オバサンと話をした。手には団体さんの活動とこの島でのノラの殺処分の
現状を記載したチラシを持ち、説明とアドバイスをした。
餌をあげているオバサンは、手術をしたいと言った。
「私だけの力では、とても手術はできません。いくらでも良いです、みんなでお金を出し合って、手術しましょう」
私はこう答えた。
そして、トイレのしやすい砂場の設置なども提案した。オバサンは、もう一人の餌付けしている仲間
と話し合うと言っていた。
そして、自治会長に電話をした。自治会長は
「苦情が出ているから」
としか言わない。確かに自治会と言う存在は住民の苦情処理に近い役割もあるので、苦情は早めに対処し
たいはず。
「手術をして、フンのしやすい砂場を作ったりする方法もあるんですよ。もう少し調べたりして知って
ください」
と、私はお願いした。しかし、会長からの言葉は
「そんなの知らない。とにかく苦情がひどいから、様子を見て役所にお願いする」
だった。
話にならない・・・。私の住む地域の自治会長さんとの話し合いでは、スムーズに言葉を理解してくれ
た。それが、今回は通じないから 厄介だ。私一人の力では何も出来ないように思えるほどの地域性の
悪さ。場所が場所だからという問題ではなく、一人一人の考えがいい加減だということを思い知らされ
た・・・・・。
たてかけた看板には、
◆美しい環境を守るため、野良猫に餌を与えないでください◆
と書いてある。
美しい環境の前に、美しい心を、無償の奉仕の心を守るのが大切ではないだろうか?
環境の悪さは、その地域性の表れではないだろうか?
今夜は少し興奮している・・・。思わず自治会長に声を張り上げた自分のふがいなさと、ノラ子たちを
守ってゆける自信が無い今の自分に、腹立ちを感じている・・・・・。
冷静に対処しなくてはならない。
明日はもう少し・・・・落ち着くだろうか・・・・
職場のノラたちの画像載せました。上から『みゅう』、『チャコ』です。