ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

ある仔猫の死

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通勤途中、通る住宅街で猫がたくさん敷地内の駐車場にいるお宅がありました。

一週間前に通った時は、この子が入り口のフェンスから道路に出ていまして、母猫が居るだろうから触らず、足をパタパタしてフェンス内に戻しました。

それが生きている最期の姿となりました。。。

今日の帰りに、そのお宅の前を通ったら小学生の女の子三名が居て、何か困っているような雰囲気でした。

女の子たちの足元を見たら、あの仔猫が横たわっていました。

直射日光で、仔猫の身体は熱を持ちお腹は膨れ倒れていました。

私は仔猫を触り、身体を見ました。

お尻から内臓が出ている。事切れている。

事故だと感じました。

【この子にご飯をあげていた】

と、女の子たちは言ってました。

飼い猫が産んだ仔猫だろうけど、外飼いなようで、他に成猫が3匹、仔猫はもう一匹いました。

門が閉まって車も五台あり、ノラではなく飼い猫と思います。

付近の小学生たちも、ご飯をあげていたようです。

【この子、何処に連れて行くのですか?】

仔猫を袋に入れる私に、女の子が質問しました。

【おばさんが、ペット葬祭、えっと、火葬場にお願いするからね】

と伝えました。

女の子たち、ショックを受けていたようですが、【ありがとうございます】と反していました。

そんな訳で、数回見かけたこの仔猫さん、ペット葬祭さんにお願いします。

飼い主さんは、この子が天使になった事を知ったら少しは考えてくれるかな?

死んだことさえ分からないと思いますが。

飼い主には会った事ないし。もし、通りがけに飼い主に会えましたら、TNRのお話をしたいです。