ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

たぬじろうの急変

自宅のたぬじろう。

数年前にTNRを行い、ずっと外猫としてお世話をしてきましたが、事故に遭い後ろ脚を片方骨折しまして、入院、治療を行いました。

イメージ 1


近隣のお婆さんと仲良しのたぬじろう。

イメージ 2

イメージ 3



治療も無事に終わりましたが、私はたぬじろうを外にリリースする気持ちになれず、自宅保護を行いました。

イメージ 4


数年後、たぬじろうの様子がおかしくすぐ入院となりました。

イメージ 5


FIP猫伝染性腹膜炎)と診断され、私は覚悟を決めましたが、たぬじろうの様子は快方に向かいました。

血清も調べましたが異常はなく。。獣医師もはっきりとした診断が出来ません。

退院をした後から元気になり、食欲は猫一倍。
本当に元気なたぬじろう。。

先週あたりから、眠ることが多く食欲も減りました。あまり動かなくなり。。


老齢も関係しているのか。。けど、事故の後遺症などはないのか?

悩みました。。

たぬじろうは前回の入院治療で、病院が大嫌いになり、その後もウィルス検査では注射針が折れてしまうほどの嫌がりよう。。

それ以来、元気を取り戻した たぬじろうには無理な検査や治療は止めようと決めていました。

イメージ 6



あと、数時間かもしれません。。

ベランダが良いんですって。。

イメージ 7


ノラ子として産まれ、たまたま私と出逢い去勢手術を行った、たぬじろう。

自宅保護をした、たぬじろう。。

イメージ 8


誰とも喧嘩もしない、とても穏やかで優しいたぬじろう。

イメージ 9


仔猫を保護をしたら、必ずケージの上に乗りまるで守ってくれているよう。。


イメージ 10


仲の良かった、奇跡のおじーレンがたぬじろうの側で。。。


レン。。たぬじろうを守っているの?


何かあれば、追記致します


pm19時過ぎ


イメージ 11


外猫たちのご飯あげと、近隣の糞尿清掃の後部屋に帰ったら、たぬじろうの姿。。
シーマとビビがいる3段ケージの一番底に埋まるよう居ました。。

イメージ 12


シーマともビビとも仲良しでした。。

匂いで。。側に行ったの?たぬじろう。。


私が一番信頼する那覇のボランティアさんに相談をしました。。


このような状態で、病院に連れて行くかと言うお話をしました。

【ruraさんも、今までたくさんの猫たちの最期を見てきたのだから、分かりますよね?
ruraさんの思うようにした方が、長年暮らしてきた猫は安心するのでは?家族にしか分からないのでは?】


とても。。。救われました。。

猫に関してはエキスパートな彼女に話をしまして。。


たぬじろう。

明日にはこの世に居ないかもしれません。



イメージ 13


たぬじろうが産まれ、餌付けされていた地域は昨年にマンションが建ちました。

たぬじろうを可愛がっていた主は、古い沖縄ならではのお家を持っていた独り暮らしの男性でした。

たぬじろうが私のご飯場所に移動してきてから、去勢手術を行い数年お世話をしてきました。

産まれた場所は売りに出したのか、マンションが建ち。。


10年の間で、本当に本当に。。目まぐるしく環境が変わって行きました。



たぬじろう。


体温が下がっているように感じました。。暖かくします。。