ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

イラッとするのは間違いかもしれないけど。。

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自宅付近にいた、クロママをようやく捕獲器で保護をし、避妊手術を行ったのは四年ぐらい前かと思います。

警戒心の強い子で、かなり苦労しました。

避妊後も慣れてくれることは無く、他の雄にも苛められたりしたのですが、ご飯場所の駐車場には来ていました。

クロママが不明になったのは、2年近く前でしょうか。。

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近隣のサトウキビ畑が、クロママの住まいでした。しかし、畑を売ったのか新しい住宅が5棟建ちました。次々と売れました。

そして、以前に記事にした手作り捕獲器を仕掛けていた住宅を発見し、私は一人でお話に行きました。

クロママは、間違いなく捕獲器に入りました。これは確信しています。

生きてはいません。


他にも、餌やり婆さんのお宅の猫も数匹不明ですから、同時期にかなりな数の猫が捕られたんでしょう。


そのお宅のそばを、私はよく通ります。タバコを買いに行く振りをして捕獲器が仕掛けていないか確認するためです。

最近は仕掛けていませんが、トゲトゲがありますから、猫が侵入している可能性があります。

今日も通ったら、赤ちゃんの鳴き声がしました。車も新車に変えていました。


赤ちゃんで、三人目かな?以前にお話に行った時は年子みたいな子が二人。

幸せな時期なんでしょうね。


なぜ、私がイラッきたかは、読者様には分かるでしょう。

猫は、世の中では害獣なんです。もちろんノラ子です。避妊去勢手術をしてもフンをすれば意味がないと、今までも言われたことがあります。

クロママ、その他の猫たちを手作り捕獲器で捕まえた。
行く先はセンターではお金が出ますから、考えたくない結末です。

行政捕獲もありませんでした。


しかし、そんなことをした人間たちも幸せな生活を送るのですね。

神様はあまりにも冷たい。。

それでも。。クロママや他の子達は人間を赦すのでしょうね。


イラッとするのは筋違いかもしれません。
しかし、沖縄では手作りの捕獲器を仕掛けることに罪悪感はあまりありません。


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これは吉原で回収した手作り捕獲器。

ヒールのある靴で、駐車場で私はメッチャメチャに壊しました。もう半分は朽ちていましたから、靴で充分壊せました。
端から見たらキチガイに見えたでしょう。。
怒りが止まらず脚で思いきり壊しました。

どれだけの猫がこれに入ったのか?

人間ばかりが幸せなら、それで良いのか?

そんな世の中、もう本当に辟易しています。