ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

2013年を振り返る

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娘、姫の突然の死が一番辛かったと思います。

姫と同じ日に実家の祖母が亡くなり
帰れない辛さも重なりました。



地域猫活動を自宅付近、吉原と平行しながら続けて7年ぐらいになりますが、未だに地域猫は沖縄では確立されていません。

まだまだ、個人や愛護の会の活動で踏みとどまっています。

現実は、ノラ子達はあちこちに存在し餌だけあげる方がなかなか減らない状態です。

センターでの犬猫の殺処分は、数年ワースト上位を占めている沖縄。

こんな小さな島国なのに。


もう少し、行政がせめてペットの放し飼いや避妊去勢手術をしないでの外飼いについて、説明会やアドバイスなどを積極的に自治会などで行って下さるとか、教育の現場で沖縄の犬猫たちの現状などの話し合いなどを取り入れてくれたら、なぜ地域猫が必要なのかも世間様にご理解を頂ける可能性も出てきます。

ボランティアの力だけでは、なかなか難しいのですよね。

ボランティアにもいろいろなタイプの方がいますから、噛み合わないこともあり決裂したり仲違いをしたりもします。

自分のやり方、考えが一番正しいとは思っていませんが、この活動は忍耐力が必要です。

他人からキチガイと言われたり罵倒されたりもしてきましたから、正常な精神さえ破壊されてしまうこともあります。

動物を守るって、生半可な気持ちでは出来ないですから、この活動に全てを注いでいる人間は、ちょっと普通の生活が出来ないんですよね。

女性であれば、普通に結婚もして子供も作り幸せな家庭を築いて行くのが普通ですが、よほど理解のある伴侶か同志的な方でないと無理があります。

いろいろ考える最近ですが、まあ、猫たちが元気に現れてくれたら幸せなんですけど。

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今年最後のご飯。

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猫苦情を出された吉原の保育園の方にも猫避け超音波をお渡ししました。

園長さんは、お話も聞いてくださるとても良い方です。
子供たちもたくさんいて、超音波を興味ありげに触ったりしていました。

子供たちが、砂場で遊べないことは私も非常に心苦しく。。今まで我慢をして様々な忌避剤を使われていたことに、とても辛くなりました。。

いつかは苦情が出ると覚悟はしていましたから、当たり前に受け止めています。

吉原でも自宅付近でも、ほとんどのノラ子達は人間の手によりご飯だけもらい、仔猫が産まれたらまた可愛がり、近親交配が多いですから似たような猫たちが多いです。

費用面で、フードなども掛かりますから避妊去勢手術も大変ですが、来年は吉原をもっと徹底させなくてはなりません。

次から次へと現れるノラ子達。

なんとか、頑張りましょう!

今年も、たくさんの支援者様からの助けがあり何とか新しい年を猫たちと迎えることができます。
総勢50匹あまる猫たちも、皆様に感謝しています。

ありがとうございました!

良い年の瀬をお過ごしくださいね!