ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

笹巻き

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故郷山形から笹巻きが届きました。
母の手作りです。

他にも野菜や山菜など、数年ぶりの懐かしい品々に、ちょっと帰りたくなりました。
七年も会っていない両親。

送られてきた両親の写真は、深いシワが刻まれ、白髪も増えて歳も取っていました。

父は通院しながら、自営の仕事をしていますが、来週にカテーテル検査があります。
心臓の病は、私には全く知識がないのでこれから勉強をしたいと思います。

若い頃は反発して、逆らって18才の時に家を出た私は、ほとんど実家に帰らず、離婚した後に一年だけ両親と暮らしただけでした。
また家出同然で沖縄に来た…
一度は帰りましたが、あれから七年…

年老いた両親は、ずっと私を気にかけ、お米や生活用品、野菜などを送ってくれます…

ありがたい。

この両親の間に生まれて良かった。

若い頃は気づかなかった。

こんなにも、娘の私を愛してくれている事。

猫活動があるから、なかなか帰郷はできません。
けど、いつも電話やメールで繋がっていて、孤独感はありません。

猫たちに愛され家族に愛され、私はとっても幸せな人間なんだろう…と、この頃は強く感じます。

生まれて良かった。
あの両親の子で良かった。

私も37才。

孫の顔も見せられず申し訳ない気持ちもありますが、37年間、生きてこれたのも両親、弟が存在したから、孤独感がなかったから…そうだと思います。

本当に、生んでくれて、ありがとう。
育ててくれて、ありがとう。
面と向かっては決して言えない言葉ですが、いつもそう思っています。