ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

命の教育とは?

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近所の小学生は数人いるが、その中でも三人の女の子たちが、とくに猫たちを可愛がっている。

黒丸を保護したアパートに住む一人の小学三年生の女の子が、いつも私を見掛けるたび黒丸に合わせてとせがむので、昨日も黒丸を合わせた。

「ねぇ、この子いくらで売れるの?」

小学生の言葉に耳を疑ったが、女の子は私に黒丸の値段を聞いてきた。

「命に値段は付けられないよ」

私はそう返すと女の子は

「なんで?初めて聞いた!」

と答える。 私は

「人も動物も同じ命を持ってるんだよ。その命に値段付けたらおかしいでしょ?」

と言った。

「ふ~ん」

女の子は理解出来ないような顔をし、黒丸を撫でる…


ナンだろうな…

悲しくなる。

この子の父親は教員らしい…

余計がっかりしてしまう。。

子供たちにとって、犬や猫はペットショップで売られてる感覚しかないのかな?
だから、こんな事を私に聞いてきたのか…

大人たちよ、もう少し命に対しての教育をしてください…

この子は今日も黒丸に会いにきたけど…黒丸をきっかけに、命に対しての意識が変わってくれたら、それでいいと思った。