ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆また・・・素敵で美味しい心☆

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私の住む地域では、初めてノラ子たちに対しての苦情を出された向かいの奥さんとも、今は素晴らしい

関係になることが出来ている。

二度の話し合いで、野良猫たちの事情(なぜ増えているのか、存在しているのか)を知ってくれた向かい

の奥さんは、度々私に手作りのケーキやクッキーを届けてくれる。

今回も美味しそうなタルトやパンケーキを頂いた。そして、たまたま実家山形の両親から果物が届けられ

たので、私も向かいの奥さんに差し上げた。

とても喜んでいただき嬉しかった。

最近、また新しい猫が向かいの奥さんのお宅の塀の上に乗っている。。私はその子が人に捨てられた猫

だとすぐ分かった。最近上の階で引っ越しをした方がいたのだけど、猫用のトイレが捨ててあった。ゴミ

の出し方がなっていないので未だに収集されずに置いてある。この方が引っ越しをしてから、新しい猫が

現れた・・・・。

「またかよ」

以前にもそうだった。うちの子になっている「レン」も、明らかに住民が捨てていった猫。誰かが引っ越

すと、猫が増えている・・・

向かいの奥さんに、この最近に捨てられた猫のことを話した。またご迷惑をかける可能性が大きいので

とにかく話をした。奥さんは、

「いいよー。猫避けネットも古くなっているから、また新しいのをつけるから。」

と、笑顔で言った。

「それにしてもね、本当に捨てて行くのは許せない。」

奥さんの言葉に、私は救われた。

「私が手術させますよ。そちらに入るようなことがあったら追い払ってくださいね。」

私はそう言うと、

「本当に、あんたも大変だけど、こっちはあまり気にしないでよ!」

と笑顔で私に言った。

嬉しい気持ち、そして、また頑張るぞ!!って気持ち。

奥さんの温かい気持ちに報いたい。。。新しく現れたこの猫を守りたい。

頂いたお菓子はとても優しい味がした。手作りのお菓子・・・私にまでわざわざ・・感謝です。


私の住む地域では、以前から猫好きで餌あげをしている方がいる。話をしたけれど、一人はお金がかかる

ので手術を拒否。もう一人は、私が話しをしに言ったせいか、餌あげを止めてしまっている。

急にご飯をもらえなくなった数匹が私の世話している猫たちのご飯を食べてしまい、ケンカも出ている。

非常事態。

私の元へ来てしまった子たちは、私が不妊・去勢手術を行う。けど、餌あげだけは続けていただきたいの

で、その話をしに行くつもり。新しい猫が来ると今まで作ってきた猫達の「秩序」が乱れケンカが絶えな

くなってしまう・・・そうすると苦情が出てしまうので、極力、手術を行い縄張り争いや発情期の争いを

避けることしかない。

今でもケンカの声を聞いたら夜中でも私は起きる。熟睡していないせいもあるけど、すぐに外に行き水を

かけたりしてケンカを中断させている。

だからか知らないけど、体重が一気に五キロ落ちた。

ダイエットにはちょうどいいかもしれないが、猫たちの保護を急がなくてはならないのが現状。。。


吉原もあるし、二箇所を一人ってのもきついけど、拠点ともなる自分の地域は完璧に管理したいのが

本心。ここがベースとなっての吉原なのだから。

前向きに活動したい。




画像は、向かいの奥さんからの頂き物のお菓子。