【ホツマツタヱ】とは、あまり聞き慣れない言葉です。
日本には、漢字がありますがその漢字が渡来してくる前から存在する48音図の文字。
漢字は50音図。
古来からの神代文字は大概50音図で、その成立は平安時代中期あたりとされています。
【ホツマツタヱ】の何よりも面白いところは、[日本書紀]や[古事記]の内容のはずれている部分でした。
以前から読んでいた本ですが、【ホツマツタヱ】を知ってからかなり違和感があり、
神話は歴史書だとも分かりました。
かなり噛み砕かないと意味が分かりません。
ゆっくり書いて行きたいと思います。
ざっと、こんな歴史の流れです。
私自身が日本の太古の神々に興味が湧いたのは、【菊理媛神】の画像を見た時でした。
沖縄に移住しまもなく、友人となった方から送られてきた画像。
宮古島付近上空に現れた女神を飛行機内から撮影したという画像。
嘘か真か分かりませんが、ブログトップ画像に設定してある白山姫、くくり姫。
菊理媛神は、イザナミノミコトの妹だと【秀真伝え】ホツマツタヱに記載されています。
菊理媛神の次に興味が湧いたのは、富士の女神、コノハナサクヤヒメ。
一度、夢を見ました。まるで人形(紙で作るヒトガタ)のような姫様が富士の火口に飛び込んで行った。。
目覚めて、コノハナサクヤヒメとメッセージが浮かぶ。
女神様たちに、引っ張られているようにも感じています。
今一番惹かれて止まないのが、瀬織津姫。
天照の荒御霊。
ホツマツタヱでは、天照大神は男性神。
アマテルが産まれる以前に、イサナギ、イサナミ夫婦は【ヒルコ】を授かりました。
しかし、ヒルコは厄年の関係で育てる事が禍いとなり、イワクスフネ(小舟)により川流されました。
子捨て現象です。
しかし、下流で住吉神(カナサキ)に拾われ大切に育てられました。
美しく成長した姫は【ワカヒルメ】と名付けられました。
イサナギは、根の国北陸出身です。
イサナミは、陸奥の国、東北出身でした。
天地開きから六代目のオモタル、カシコネ夫婦のお世継ぎが誕生しなく、世の中が混沌としていた時代。
イサナギ、イサナミの夫婦が誕生し、7代目となりました。
ヒルコ出産から、いよいよ天照の出産です。
96か月の妊娠期間から、アマテルは産まれました。
玉の形で産まれたアマテルは、人々には異形の姿と畏れるものもあったとか。
そのアマテルを産湯に入れたのはイサナギの妹、白山姫。菊理媛でした。
菊理媛は、機織媛とも言われ、ご自身が織られた御衣を進め賜ると、アマテルの鳴き声が[アナウレシ]と聞こえたそうです。
他の諸神たちは、菊理媛にぜひ御名前を聞いて欲しいと頼みました。
菊理媛は、天子(アマテル)に御名前を問いましたところ、『ウヒルギ、大霊貴』と答えました。
[ウ]は、大いなり、[ヒ]は、日の輪、[ル]は、日の霊(ちまた)、[ギ]は、杵。
アマテルは、ウヒルギのみこ(天子)となりました。
瀬織津姫は天照が成長した時の12人のお妃候補からただ一人、寵愛を一身に受けた姫。
龍神、水に関わる神とも言われていますね。
天照大神が男性の方が、歴史的にはしっくり行きます。
まだまだ、続きます。