ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

シルバーバーチの新たなる啓示

続きです。




質問者


我々人間の目に不公平に思えるのは、人間がそうやって自由意志で行っていることが間違っている場合に、その犠牲になっているのが無抵抗の動物たちであることです。人間が過ちを犯し、そのツケを動物たちが払うという関係は、どこか間違っているように思えるのです。


シルバーバーチ

【埋め合わせと償いという法則というのがあります。人間はその行為によって、善悪それぞれに、霊的にそして自動的に影響を受けます。
因果律というのは逃れようにも逃れられません。
不当な行為を受ければ埋め合わせかあり、その行為者は償いをさせられます。それが、自然界の摂理なのです。
見に覚えのないことで不当な苦しみを受けた人には、それなりに埋め合わせがあるように、人間の身勝手な行為の犠牲になっている動物にも、ちゃんと埋め合わせがあります。】


質問者

この調子では、動物への虐待行為を人類が思いとどまる日は着そうに無いように思えるのですが。。。

シルバーバーチ

【いえ、そうとも言えませんよ。人類は、徐々にではありますが、他の創造物への義務を自覚してゆくでしょう。一夜にして残虐行為を止めるようになるとは申しておりません。みなさんの進化の途上にある世界において進化しつつあるところです。
一見すると同じことの繰り返しのようで、全体としては少しずつ進化しております。
進化とはそういうものなのです。無限の叡知と愛によって、地上のあらゆる存在に対してきちんとした配慮がなされていることを理解なさらないといけません。】

質問者


現在の動物の残酷な扱われ方は、どうみても間違っております。が、徐々にではありますが、動物の肉を食べ過ぎているのではないかという反省が生まれつつあるようです。
そういう行為が残酷であることを立ちどころに思い知らせるようであって欲しいのです。人間はその辺をうまくすり抜けているように思います。


シルバーバーチ
【罰をすり抜けられる者は一人もいません。法則は必ず法則通りに働くのです。地上生活中にその結果が出なくても、こちら(霊界)へ来て償いをさせられます。いかなる手段をもってしても、因果律を変えることは出来ないのです。不変であり、不可避であり、数学的正確さをもって働きます。原因があれば結果が生じるのです。
誰ひとり、悪行の結果をすり抜けられる者はいません。
もしそれが可能だとしたら、大霊が大霊であるゆえんである、*公正*というものが崩れてしまいます。
こうした問題においていつも私が強調しているもう1つの側面があります。それは、残念ながら人間には長期間の展望がもてないということ、いつも目先のものしか目に入らないということです。
みなさんには地上での結果しか見えないのですが、こちらの世界へ来れば、すべてがきちんと精算されていることが分かります。

一人でも多くの人が人類としての義務を自覚できるように、みなさんに可能な限りの努力をなさることです。オオカミが子羊とネソベル日が一日も早く到来するように祈ることです。進化は必ずやその目的を成就することになっているのです。】