ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

ボランティアさん

吉原のボランティアさん、もう吉原活動を止めなくてはならないかもしれません。
吉原から五匹の子猫を引き取りました。そのうちの一匹は我が家のてんです。
ボランティアさん宅には現在、吉原以外からも保護した猫を合わせ18匹も保護猫がいます。雄は全て去勢手術済みですが雌はまだ一匹しか避妊手術をしていません。
二ヶ月に一回の障害年金支給、月々の少ない生活保護費では避妊手術まで費用の捻出は厳しいものがあったようです。出来るならこれから二ヶ月に一匹くらいは避妊手術をしようかと話をしていたのですが、先日に家主さんから退去しなさいと通告されました。
部屋の老朽化が激しく、雨漏り、漏電などが起こるため改築するらしいのです。
しかし、ボランティアさんがもう一度ここに住む事は出来ないそうで、市の生活支援センターや生活保護課などと話をしたらしいですが、次の住む部屋はペット不可のところに行きなさいと言われたらしく、18匹の猫たちは殺処分するしか道はないそうなのです。
私のアパートではこれ以上の保護は出来ません。 他のボランティアさん方にも相談をしてみますが、みんないっぱいいっぱいです。それが現実です。
確かに自分の力量を越えた保護ですが、吉原の清掃員に押し付けられたり、ある店のママにエアガンで子猫を撃退するぞ、なんて脅されたりしたら、やはり私でも保護を考えるかもしれません。
うちの てんは吉原でエアガンで虐待される前にボランティアさんが助けた猫です。 当時私は三匹の子猫のうち二匹をボランティアさんから預かる予定でしたが、自宅付近で黒丸を保護したため、てん一匹の譲渡になりました。 本当なら兄弟三匹、私が引き取りたいと思いましたが現実的に無理でした。

今一番先に考えなくてはならない事は、この18匹の猫たちの移動場所だと思いました。 まとめて一緒にではなく、二匹ずつや三匹ずつと預かって頂ける方を探さなくてはなりません。
本音を言えば、なぜこんなに保護をしたのか、私も言いたい事はあります。自分の力量を越えたら潰れるのは目に見えてるからです。 しかし今はそんな事を言っている場合ではなく、本人が意固地になってしまう前に何とか預かり先を探すしかありません。。

私も毎日、精神的に参ってしまっている状態です。。
ホントに試練ばかりで辛くなります。。また、この猫たちも、あまり人なれしてはいないので、里親さん探しは非常に難しいものがあります。
どこか、施設でもあれば命も救われるのに、沖縄の団体さんはいっぱいいっぱいで引き取りは無理だと思います。
県外の施設を頼るしかないのでしょうか。。