ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆今日の保護は中止です☆

今日は、行きつけの動物病院への搬送の日だった。

朝から雨のせいか分からないけど、ノラたちはご飯を食べに来た子が半数だった。その中に

保護して手術をする予定のノラ子はいなかった。だいぶ待っていたけど雨はさらに激しくなり風も

冷たい。何処に隠れているのかも分からずに、今日の保護はあきらめるしかなかった。

半同棲のボボの様子がおかしい。夜に現れたが、よく見たら口の右端が少し切れている。よだれも出てい

る。食欲もなく、何かに怯えているような感じだった。

もう病院は閉まっているし、猫の本を読んでみた。歯槽膿漏か、伝染性呼吸器感染症・・・とあったけど

病院に行かなくてははっきり分からない。

ボボはハブに二回噛まれたり、ボスノラ子にお尻の付け根を噛まれて大怪我したり、おそらく農薬入りの

食べ物を食べたのか、二日間ぐったりしていたりと・・・この子はなにかと災難が多い。人馴れしている

ぶん、怖いものがある。ククと仲良しなら留守中に家においていても安心だけど、一度ククをベランダ

から落としていることもあって、私が留守のときは外に出している。それも考えなくてはならない・・。

私の住む地域は、とにかくノラ猫の不明が多い。なぜなのかハッキリ分からない。虐殺はボボの兄妹の

うちの一匹らしいので、何か、誰か、ヤバイ人間が住む地域であるのは確かだ。私が「地域猫」の活動

をしているのも知っているだろうし、私自身にもいずれ降りかかるものがあるのも否定は出来ない。

近所の方とも何度か話をしたけど、やっぱりノラ猫が前から居なくなる地域だと言っていた。不安も

多い場所ではある・・・・。


けど、私は引かない。負けたくないです。たとえ動物を「命」と思わない輩がいても、私はこの活動を

続けてゆく。守りたい「命」は人と変わらない平等な「命」だから。

最近、また猫を虐殺していた人間が捕まった。悲しい事件が起こっているけど、実際は警察沙汰に

なっていない虐待・虐殺は行われていると感じている。だから猫が突然、大量にいなくなる・・・・

この辛い理解できない現実を見てきた私は、そういった人間に負けたくない。今まで居なくなった猫

たちは必ずしも人間だけからの行為ではないかもしれない。けど大半は人間からの心無い仕打ち。

今から山積みの課題をこなしてゆかなくてはならないけど、前向きに、理解してもらう、世の中に

知ってもらうことから始めたいと思う。虐待する人間は赦せないけど、フン害などで悩む方には誠心誠意

対応してゆくつもりだ。

明日、ボボを病院に連れてゆこう。今夜は様子みようね。部屋を温かくして風邪を引かないように・・・

愛しいニャンコたち、今夜も一緒にスピリチュアルワールドに行こう☆