ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

☆明日、子猫を預けます☆

昨夜、知人で同じく猫活動をしている方から電話が来た。

米軍の基地の中でアメリカ人相手に里親に出す猫を預かってくれる友人がいる・・との事だった。

私は英語は出来ないが、知人は基地で働いているので英語は堪能だ。明日の夜、里親預かりのアメリカ人

に会うことになった。どんな方だろう。うちの子猫たちはトイレも覚えたし、食事もミルクや離乳食を

離れ、成猫と同じような缶詰まで食べる。わずか生後二ヶ月弱。素晴らしい成長だ。

子猫は三匹だが、一匹は片目が白内障のように膜がかかり見た目が良くないため、里親さんがいないかも

しれない。だから私が飼うことにした。一番の甘えん坊。三匹を拾ったときから一番身体が小さく

食も細いので、いつも気がかりな子だった。この子は私の娘猫と息子猫と一緒に兄妹になる。うまく

仲良くなるかは心配だが、子猫のうちからなら大丈夫だろう。

他の二匹とはいつ会えるか分からないが、不妊・去勢手術は私が行うのが約束なため、貰われて成長した

時に会うことになるだろう。あげた以上、きちんと育てて欲しいから、里親さんとは出来たら付き合い

をしてゆきたい。基地の方ならいずれは本国に帰ることもある。その時は、一緒に連れてゆくのが大半

なので、アメリカに行ってしまえば二度と会うことは無いだろう。それでも、大切に家族の一員として

天に還るその日まで「愛」をたくさん貰い与えられるような猫であって欲しい。

今夜でしばらく会えない二匹の子猫たち。

どうか素敵な飼い主さんに出会って欲しい。哺乳瓶からミルクを飲んでいたあなたたちが跳ね回り、兄妹

ゲンカできるのもあとわずかなのだから。それぞれの出会いを祈っています☆