ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

ヒトリゴト

5年あまりのお客さんからプロポーズ!




歳も近いし性格も大体は把握できるし、お金持ちの放蕩息子みたいだけど。


店を変えるたび、なぜか不思議と見つけてくれて、ずっと通ってくれたけど、、

何となく気持ちは感じていたし優しい人だけど。。





「風俗をしていた女には、本気になっちゃダメだよ」


そう言ってみた。

「風俗の仕事をしていると、男性は信じられなくなるよ」

とも言ってみた。

だって、結婚指輪をしながら来る男性が多いし、私のお客さんはほとんどの方が既婚でしたし。。


「関係ないよ」

と、彼は云いました。

何が?


まあ、今はバーテンだから過去形で済むかもしれないけど。。

そういった仕事をしてきた私は、まず相手を信じることは無理だし、ふつうに幸せな人生を送れるとは思ってないし。

誰かを好きになっても、風俗という仕事をしてきたことは消えない。

幸せを求めても考えてもダメな人間だから。。

昨年から、ふつうの女としての幸せを心の角で思い描いたりもしていたけど。。

私は女としてのふつうの幸せを求めることさえ、許されない。






私の過去も丸ごと受け止めてくれるくらい、包容力のある人だとは感じてますが。。


いくら独身でも、長年のお客さんでも、個人的な想いは私には無い。

仕事だから、頭と身体を切り離して接してきただけであり。。

正直、私はお客さんとは目を合わさないくらい心は閉じて接してきたから。。



また来たら、はっきり言おう。





ヒトリゴト