ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

どうして・・・・?!

先月末に、また毒殺事件がありました。

県内のある公園です。

この公園では以前からも猫たちが毒殺されたり頭を踏み潰されたり。。。事件が多発しているのです。

ほとんど、捨てられた仔猫たちが被害に遭っているという話です。


その公園でも、ボランティアをしている方がいるのですが、今回の事件でも死因の解明をある機関にお願

いしましたが、断られました。また、動物病院へもお願いしましたが、また断られたそうです。。。。


明らかに毒殺だと分かる死因。。。けど、決定的な証拠が無い・・・だから、ボランティアさんは食い下

がったそうです。。。十五匹ほど、天使になりました。。。。


もちろん、警察も呼んだそうです。

しかし、警察は

「毒殺はもちろん犯罪で許されないけれど、餌をあげているほうも悪い」

と言ったそうです。


そうなんですか?

この公園は猫の捨て場になっているようなので、ボランティアさんたちも手術をして増えないように

したり、小さい子は里親探しもしています。

なんで、こんなに理解が無いのでしょうか?

愛護法には「繁殖の制限」という法があります。

これは、みだりに動物たちを繁殖させてはいけない・・という法律です。

また、「飼育の放棄」とは、餌あげを途中でやめ、放置したり捨てたりすることを指します・・

捨てることは、もちろん「遺棄」で、犯罪です。

餌あげ禁止の条例は、この県では無いはずです。

猫の「遺棄」が繰り返されている場所で、数少ないボランティアさんたちが頑張って猫たちを避妊去勢手

術させ、増えないように頑張っている・・・なのにどんどん捨てられ毒殺されたり虐待・虐殺され

る・・・

前回の事件では妊娠したメス猫がお腹を裂かれ胎児を出されたり・・七・八年前から虐待は続いている

地域だそうです。。。。挙句の果てにボランティアさんに殺された理由を責任転嫁する・・・・

新聞にはいつものことかみたいな感じで載せなくなっているような話だった・・・・

こんな状態が長年続いているにもかかわらず、今まで何も進展しないということは、根本的な意識転換を

図れるように、まず、行政機関から意識改革を図るべきではないだろうか?


私たちは、いったい何を信じて良いのでしょうか?

この地域は、終わっているようにさえ、感じました。。。。。



私たち、地域猫活動をすることが、間違いなんでしょうか?

悔しくて、今夜は眠れそうにありません。。。。。