ノラ達の最期の言葉

2006年から沖縄で野良猫のTNR活動を行っております。

緊急依頼

吉原で、最近から働きに来ている女性に、メスノラ子の避妊手術の依頼があった。

このメスノラ子は、現在発情しているとのこと。。。

彼女は、人馴れしているこの猫に名前も付け、首輪もしているので、飼い猫か?と聞いた。

彼女は、この猫を飼いたいけど、家にハムスターがいるので連れてゆけない・・・とのこと。

そこで、彼女のお店で世話をしたい。。。といった話だった。店のオーナーも、手術をして増えない

ようにすれば、店で養っても良い。。。ということだった。

彼女は、とりあえず手術費用の半額を出すということで、あとは私が立て替えて、彼女が仕事で調子の

良いときに返金する。。と、話はまとまり、今週の金曜日に病院へ避妊手術の予約を入れた。



私が嬉しかったことは、彼女がノラ子のために、少しでもお金を使おう。。。と思ってくれたこと。

世の中では、私たちのような活動に理解がまだまだ少ない。

必死で稼いだお金を野良猫に使うことさえ、信じられない!と言う人もいる。私の友人も、そう言ってい

る・・・

これは、価値観の違いだから、何を言われても思われてもいいけれど、吉原で働く・・ということは、

身体を削り心も時に削られるこもある・・そんな思いをしてまで、稼いだお金を彼女はノラ子のために

使いたい。。。と思ってくれる。それだけで、心が救われた思いだった・・

活動を誘うつもりはないが、一人でも若い女性でこんな人が吉原にいるのだ・・ということは、私も心強

い。

金曜日に、搬送します。