今日の午後三時、県の動物管理センターさんと役所の方が来た。
けど、管理センターも前に来ていただいた方と違い、作業着をつけていた。そして役所も環境課の偉い
方が来ると聞いていたが、いつも来ていた方だった。この時点で、私は少し気持ちか゜凹んだ。
管理センターさんが作成してくれたポスターは小さいもので、A4サイズのものだった。内容は、自分が
一番訴えたかった「毒エサは犯罪」という内容だったので、とりあえず安心した。けど、この間来てくれ
た方ではないので、事件の状況をしっかりと把握しているようには思えなかった。役所の方はいつも
きてくれていた方なので、話し合いの出来る方ではないと始めから思っているので、あえて深い話は
しなかった。その後、自治会長に会いにいった。会長にポスターを貼っても良いか了解を得るためだ。
会長さんは、別に張ってもかまわないとおっしゃった。最近ノラ猫たちが急激に減っていることも
分かっていたようだ。何度か警察も事情を聞きに来ていてらしい。自治会は苦情が無くなればそれで良い
のだから、警察が来ても別に騒ぐ必要も無いんだろう・・・・私は今日話をしていて、そう感じた。
ポスターの設置。もしも犯人がこれを見て、自分が法に反することをしたと・・・少しでも感じて
ほしい。まともな人間なら良心の呵責に苦しむだろう。それでも再び同じことをするような人間なら
人間としての心は持ち合わせていない。警察には明日、捜査が進んでいるのか確認をとる。管理センター
や役所でも動いてくれているので、しっかりと捜査してくださいとお願いするつもり。
沖縄は犬・猫の処分率も犬の狂犬病の予防接種も日本ではワースト・・・・。それだけ動物に対する意識
が低い地域。ヤンバルクイナの生息する北部に猫を捨てる人間が絶えない。そして棄てられた猫たちは
食べるものが無いから、ヤンバルクイナを襲って問題になり捕獲され処分される子もいた・・・・・
猫が「害獣」と呼ばれる社会を作ってきたのも人間。そして邪魔だから、フンするから、臭いから・・
平気で毒で殺す・・・・・。
私がここまでしてきた事は間違いでしょうか?亡くなった画像を載せたのも勇気がいった。こんな
残酷な画像を果たしてネット上で載せて良いものかと・・・・でも、真実。私自身が実際にあの子たちの
亡骸をこの目で見て触れて抱きしめた・・・・。他の方から見ればとっても残酷な写真。
今回の吉原でのノラ子四匹の毒殺事件。実際に亡骸を発見できたのは四匹だけど、他にも何匹ものノラ子
が行方不明になっている。この子たちの亡骸を見つけることはできなかったけど、毎日ご飯を食べに来て
いた子たちが突然に姿を消してしまうのは、考えてもおかしい。行動範囲は私も有る程度は把握してい
た。
今から保護して不妊・去勢手術する予定のノラ子は写真も撮り何かあった時に役に立つようにチラシを
作ってある。あとは事件現場周辺の店のポストに入れるだけ。今残されたノラ子たちを守らなくてはなら
ない。非人道的な行為・・・二度と起こらないように私も努力したい。
画像は、動物管理センターさんと役所で作成してくれたポスターです。