役所から一本の電話が入った。再び、野良この苦情が入ったらしい。
この担当の方は「不妊・去勢手術をしても、フン害があるから手術は意味が無い」と私に言った。
正直、ショックだった。確かにフン害は深刻な問題かもしれない。けど、いろんな策がある。
すぐに地域の自治会長に電話を入れた。しかし、話す内容は役所と全く同じだった。「意味が無い」
私がしている活動って、やっぱり世間の迷惑？だったら虐殺したりはオッケーなの？
近いうち、動物を救う会の方を交え、自治会と話し合いをする予定だ。
しかし、地域の中から誰一人と協力者が現れないって事は、それだけの地域性なんだろうか？
私は本土からの移住者でよそ者です。けど、だからダメなの？ないちゃー（本土人）だから
いつかは居なくなるから・・・って思われたのかな？私はこの島から離れません。何があっても
離れない。野良たちを救うためなら離れない。
理解し難い活動でも、いつか必ず同じ地域で協力者が現れると信じてやってきた。
少し、うち砕かれた感じだけど、人間、話せば分かる。そう信じてる。
私の地元は滅多に野良猫の事で問題なんて無いのに。地域性の違いといっても、ここは酷すぎる。
話し合いは決裂するかもしれない。実際にこの地域で行動しているのは私一人だ。力不足もあるのは
事実。仲間が欲しい。近辺の方の協力が欲しい。
先行き不安だけど、投げ出したくない。こんな活動をしている方は途中で投げ出す人もいるという。
でも私は野良たちをガス室に送りたくは無い。守りたい。中途半端な気持ちじゃない。
理解者が現れますように・・・・・・。切に願う。
